RD 潜脳調査室

吉川博尉『直感少女☆ミナモ〜RD 潜脳調査室〜(2)』

直感少女・ミナモ 2―RD潜脳調査室 (BLADE COMICS)作者: 吉川博尉出版社/メーカー: マッグガーデン発売日: 2008/12/22メディア: コミック クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見る ミナモとその周辺の人間を主人公に据えた『RD』スピンオフコミックス…

最終話「リアルドライブ」

ストーリー 地球律に伴う衝撃波が気象分子プラントを襲い、燃える海の中へと飲み込んでいく。刻一刻と訪れるタイムリミットを前に、超限界ダイブを行う波留。しかし、波留の反応はロストしてしまう……。 第一感想 遅れに遅れ『RD 潜脳調査室』最終話感想を。 …

第25話「ラストダイブ」

環境分子の散布を止めるのは失敗に終わった。散布された環境分子は、徐々に自然のバランスを狂わせていく。 そんな中、ソウタ達は久島が残した最後の手を検討していた。それは波留による、超限界深度ダイブであった。 第一感想 『RD 潜脳調査室』もいよいよ…

秋田禎信『RD 潜脳調査室 Redeemable Dream』

RD 潜脳調査室 Redeemable Dream作者: 秋田禎信,士郎正宗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (32件) を見る アニメ『RD 潜脳調査室』のノベライズを『魔術師オーフェン』なんかで有名…

第24話「地球律」

ついに人口島二〇周年式典が始まった。波留達は気象分子散布による衝撃波を止めるため、気象分子停止をジェニー・円に説くが彼は聞き入れない。 説得が不可能だと判断した波留達は、強硬策に打って出るが……。 第一感想。 とりあえずアユムの「やーってやるぜ…

第23話「人間律」

人工島二〇周年式典の前夜祭が行われるが、会場は書記長の久島暗殺の黒い噂が流れ、重いムードに包まれていた。 自らの立場とこれからを考える書記長の前にミナモが現れる。ミナモと話す事で、彼女は初心を思い出す。そして久島が考えた事を知るために、電理…

吉川博尉『直感少女☆ミナモ〜RD 潜脳調査室〜(1)』

直感少女☆ミナモ-RD潜脳調査室- (BLADE COMICS)作者: 吉川博尉出版社/メーカー: マッグガーデン発売日: 2008/08/22メディア: コミック クリック: 14回この商品を含むブログ (4件) を見る『RD 潜脳調査室』携帯公式サイトで配信されている公式スピンオフコミ…

第22話「静かなる海」

久島が行方不明となった。久島を探し、ソウタはホロンと共に人工島を奔走する。波留はメタルの中から久島を探そうと無理なダイブを行い、ついにはブレインダウン寸前にまで陥ってしまう。 第一感想 ホロンが大変な事に……! そして久島の波留好き度はもはや愛…

第21話「永遠」

人工島完成二〇周年式典を控え、島中が式典の話題で盛り上がっていた。式典では気象分子の稼働が大きな目玉として決定されていたが、久島は一人その稼働に異議を唱えるのだった。 第一感想 いよいよ、クライマックスに向けての第一歩が始まった。 気象分子。…

第20話「その足で」

森で奇跡的な光景を目の当たりにした波留は、再び本当の海にもぐるため歩行訓練を始める。ミナモはその姿を見て、自分が波留のために何ができるのかを考え始める。 より役に立つため、電脳化する事にしたミナモ。ミナモは検査に訪れた病院で、若い頃の波留に…

第19話「巡る雫」

機能を停止してしまったホロンをソウタに任せ、先行する波留達。そしてようやくノイズの発生源と思われる場所へと辿り着く。波留はノイズの原因を探るため、この島を支配するメタルへとダイブするのだった。 第一感想 こちらも遅れて感想を。 これがナイスイ…

第18話「ジュタの森」

気象分子の実験を行った島から、メタルに現れる特殊なノイズが発信されてきた。波留は久島に依頼され、調査のために島に赴く。パークレンジャーのウムランの案内で密林の奥地へ歩き始めるのだった。 第一感想 今回は前後編。 初期エピソード以来だけに、この…

第17話「ホーム@ホーム」

オーストラリアからミナモの祖母・洋子が人工島に遊びにやって来た。時を同じくして、母・ミズホも人工島に来ると連絡が。 ミナモは家族が揃う機会を利用してホームパーティーを開こうと計画するが、それぞれに仕事が重なり家族が揃わなくなってしまう。 第…

第16話「透明な力」

ホロンと組み手を交わすソウタであったが、ソウタはどうしてもホロンに勝てないでいた。 ある日、ソウタはホロンと同型のアンドロイドが風俗店で違法使用を摘発するための調査を始めるが……。 第一感想 「男性型のホロンなんて誰も見たくない!」 同感です(力…

第15話「食」

久島が届けた脳餓死の事故調査報告書に、その原因に小湊沙織の遺した企業、ネオブレイン社の託体ベッドにある可能性が示唆されていた。波留は脳餓死の調査のため、被害者が参加していたメタル・コミュニティ美食倶楽部に潜入する。 第一感想 美食倶楽部と聞…

第14話「波と風」

事務所で一人ミナモが留守番をしていると、オーストラリアの祖母から電話が入る。ミナモはレポートをまとめるには人に話せばまとまるとアドバイスされ、祖母に波留と初めて出会った事、起こった事件、出会った人々について話していく。 そしてミナモは、自分…

第13話「もうひとつの海」

あるのどかな午後、波留とミナモは散歩に出かける。その最中、波留は自らの少年時代、故郷、そして始めて海にもぐった時の事を思い返していく。 第一感想 今週は折り返しのインターミッション。 セリフがあるキャラクターも波留とミナモだけだが、波留の人生…

第12話「光のない朝」

ミナモが自殺者と勘違いした少女・三稜映見。彼女は生まれつき視力が無かったが、義体化により視力を取り戻したばかりだった。だが、まだ見える世界を認識できずにいた。その頃、波留は久島からメタルアーティスト・イリスの捜索を依頼される。イリスが映見…

第11話「純正律」

一之瀬カズネのコンサートに行ったミナモはカズネ本人から久島へバイオリンを返すよう頼まれる。カズネに何度も招待されながら一度も来なかった久島を説得しようとしたミナモだったが……。 第一感想 こういう時、音楽をやってない人間って駄目ね……orz 文字な…

第10話「至高の話手」

ミナモの通う学校でメタルの中によく当たると評判の占い師がいる事が明らかになっていた。その名はエライザ。しかしそのエライザと接触した人間から会話中の記憶が欠損すると言う事が分かり、電理研がその正体を探るため調査を始めていた。 時を同じくして、…

第9話「職」

ミナモとソウタの父・蒼井衛は常に仕事を生活の中心に置き、家庭人としては良き父親とは言えない人物だったが、電理研管理部技術課の課長として有能な人物であった。 ある日、電理研でメタルのシステム介入が発生。衛は被害を最小限に抑えるために中枢サーバ…

第8話「ノー・フレンド」

ミナモ達が通う中学校で幽霊が出ると言う噂が広まっていた。プールでサヤカが、教室でユキノが、それぞれ幽霊の姿を目撃する。中学校へ仕事で現れたソウタと共に、幽霊探しが始まって……。 第一感想 何と言うソウタのお兄さんスマイル……! 危うく自分の中の乙…

第7話「手と手で」

ミナモとソウタが出会った子供向け番組の中に登場する犬そっくりのダップー。そのダップーが今回の依頼人だった。ダップーと飼い主の意識が入れ替わっていると言う事件を解決した波留達だったが、翌日飼い主の意識が行方不明になってしまい……。 第一感想 ソ…

第6話「ラブ・レター」

読書感想文の課題を出されたミナモ。しかしすべての書籍が電子化されているために、電脳化していないミナモには読める本が無い。紙の本を中央図書館に行って借りていたが、その本も切り抜かれてしまっていて最後まで読めず中途半端に終わってしまう。 そこで…

第5話「スーマラン」

成功報酬として、アルバイト料を貰ったミナモは、波留にプレゼントするため、半世紀前に流行したサングラス「スー・マラン」を探す。 一方、対擬体用格闘技を極めようとするソウタは負けた理由を知るため、事務所へとやって来る。 第一感想 「スーマラン」と…

第4話「欲望の環礁」

波留真理調査事務所に初めての依頼人が訪れた。諮問委員会のジェニー・円はブレイクダウンした人工島株主をサルベージを依頼する。そこでミナモはバディとして自分に出来る事を探し始める。 第一感想 男って馬鹿ね……orz でも見ている女がいれば頑張れる的な…

第3話「リダイブ」

メタルへの違法なダイブを行った事により電理研に拘束される波留とミナモ。メタルの海に新たな海を見た波留はダイバーとしてのテストに挑む。しかし、ことごとく失敗してしまう。 第一感想 第一章完結編、と言ってもいい今回。 第1話〜第3話までかけて、波留…

第2話「少女」

「海が燃える現象」に見舞われたアイランド。アイランド全域はその影響で停電となり、病院の生命維持装置等が停止してしまう。この事態を解決するために、波留はメタルの海へダイブし、ミナモは変電所を目指す。 第一感想 見ていて爽快・痛快だった今回のエ…

第1話「ウラシマドライブ」

二〇一二年、海上都市・人工島は建設半ばで「海が燃える現象」に遭い崩壊し、その近海で「地球律」と呼ばれる現象の観測実験中だったダイバー・波留はその後五〇年間眠り続ける事になる。 そして二〇六一年。五十年の年月を越え、再び「海が燃える現象」がメ…