吉川博尉『直感少女☆ミナモ〜RD 潜脳調査室〜(1)』

直感少女☆ミナモ-RD潜脳調査室- (BLADE COMICS)

直感少女☆ミナモ-RD潜脳調査室- (BLADE COMICS)

RD 潜脳調査室』携帯公式サイトで配信されている公式スピンオフコミックスが単行本化したので購入。
 そのタイトル通り、主役はミナモ(一部違うが)。各エピソードの裏側で起きたあんな事やこんな事の中で、ミナモの直感が冴えまくる!? と言う内容。
 ……や、別にそうでもない時の方が多かったりするようなないような(笑)?
 以下気になった所を箇条書き感想。

ミズシブキ泳一郎

 本作もう一人の主人公w
 円筒型の警察ロボット、パブリック・ガーディアン開発に電理研で命を懸ける、久島とは名前がちょっと似ている男。合体PGとか色々無茶な事をやってくれる。見てみたかった……!

アンティーク・ガルのマスター

 こだわりの喫茶をやりたかったのに、愛しのシマ子の「かわいい骨とう品屋がやりたかったの」で強制方針変更。その上、仕入に出かけて、シマ子はそのまま帰ってこなかった……。
 マスターが改めて不憫すぎて泣ける。

不器用な蒼井父子

  • 劇中でも描写されていたが、アンハッピーをハッピーに変える蒼井家女性陣に比べ、男性陣の不器用さに思わず吹くw
  • ミナモの授業参観に行くための休みを取るために「私は最後の最後まで諦めないよ」とか物凄く不退転の決意を決めていたり。
  • いざと言う時のために、斧で薪を斬っていたりだとか。

 その多数。蒼井父子に完敗。

意外とお茶目な久島

 この漫画では、妙にお茶目な久島の一面を見る事が出来るのも特徴。

  • 第10話に登場した巨大なダイブスーツの名前は通称「どすこい」。しかも昔の波留にも装着させ、強度実験のために相撲を取らせていたり。
  • 姉の影響で日本舞踊を習っていた事が明らかになり。
  • やむにやまれず白雪姫の仮装をしたら似合っていたらしい、などなど。
  • さらには久島は「形から入るタイプ」で科学者としての第一歩は白衣を着る所から始まっただとか。
  • ついでに、久島のあだ名の一つは「不動の七三」。海の中でも七三がびっしりきまっていたからだが、久島ににわかにヅラ疑惑が(笑)!

 他にも多数、久島の面白い姿が見られるので必見の一冊。
 次巻は一二月発売予定!