第7話「手と手で」
ミナモとソウタが出会った子供向け番組の中に登場する犬そっくりのダップー。そのダップーが今回の依頼人だった。ダップーと飼い主の意識が入れ替わっていると言う事件を解決した波留達だったが、翌日飼い主の意識が行方不明になってしまい……。
第一感想
ソウタのリアルググれ。
電脳化しているおかげで、知らない事でも即検索。動画だって見れちゃうぞ! 知らない事があれば「ググれ」とはもうすっかり定着しているが、それがリアルでやっている所を見ると、とたんに何か醒めた気分になってしまうのはどういうわけだろう……。
以下感想
人と犬
よく犬は人類の友達と言って、その誕生から死まで、人間と距離の近い動物だ。
しかしその関係はどうしても主従関係にならざるをえなくなり、そこがたまらなく嫌な人には嫌なのかもしれない。自分の気持ちばかり押し付けるのではなく、犬と同化し一つになれたら……とは、まさにペットを飼った事のある人間なら、一度は思った事があるかもしれない。
しかしそれも結局は人間の気持ちの押し付けで、犬と同化するなんてその極みに過ぎない。結局「一つになりたい」と言う人間の意志を押し付けているだけなのだから。
両者が違うものであって、はじめて分かり合える。一つにならなくても、求め合っている事には変わらないのだ。
今週の波留とミナモ
今週も現実/メタル両面で、波留とミナモの活躍が光る。メタルと言う頭の中で考えた事に囚われがちな人間を救うのは、行動から生まれた結果だとつくづく思う。
思い出したもの
人間と犬。二つの生き物のパートナーシップと言うテーマから、何となくコミックス版の『メダロット』を思い出した。あれも人間とメダロットと言う両種族のパートナーシップを描いたものだったよなぁ、と懐かしく。
「両方とも相手をほうっておけってこと。簡単さ。一緒にやっていけるさ」
まさに名言。
妨害ウィルス
今回、波留のダイブを妨害するものが現れた。これが書記長がらみの伏線へとなっていくのだろうか。
次回は
トイレの花子さん登場?