第17話「ホーム@ホーム」

 オーストラリアからミナモの祖母・洋子が人工島に遊びにやって来た。時を同じくして、母・ミズホも人工島に来ると連絡が。
 ミナモは家族が揃う機会を利用してホームパーティーを開こうと計画するが、それぞれに仕事が重なり家族が揃わなくなってしまう。

第一感想

 あの猫、シュレディンガーって言うのか……。 
 あいつ、ちゃんと飼い猫なのね。しかし一体誰の趣味なのか。当然ミナモっぽいが、まさか住居を用意した久島が連れて来ていたのだったら違う意味で笑ってしまう。
 それはどうでもいいとして以下感想。

洋子

 ミナモの祖母が、以前の予告通りに人工島へ登場。
 禍福はあざなえる縄の如く、と言うかアンラッキーをラッキーに変える、そんな人間としての魅力を備えた人間として描かれた。
 久島でも叶わない旧友であり、ミナモの将来の理想であり、また波留にとっても重要なキャラクターだった。

家族

 自分の家族が特殊であっても、他の家族にも色々事情が存在したりもする。
 蒼井一家のように家族それぞれが別々の場所で働いていて、めったに会えない一家であっても、それでも今回のようにたまたま偶然が重なって一緒に食事ができる。家族と言うのは、そんな一種の因縁を持っているものなのかも知れない。

気象分子

 あのジョニー・円が未来を託すアイテム。その名の通り、気象をコントロールする類のものなのかな?
 天候まで人間がコントロールするようになるとは……。後半のキーアイテムになりそうな予感だ。

波留とミナモ

 波留と洋子との関係。クッキー同士がつないで手――と、二人が親密になる、と言うかそういう関係を示唆するカット。
 しかし実際に二人が結ばれるとか、そういう男女の関係の類とは違うわけで。これも後半の重要な部分になりそうだ。

久島の姉?

 な、何故梅干……?