第5話「ジャッジメント・パイレーツ」
第一感想
これは良いはぐれ戦隊海賊派でした。
もうこれで、一時間枠のドラマが作れそうな勢い。
以下感想。
跳ね上った合計賞金額
度重なるゴーカイジャーの妨害にワルズ・ギルが怒ったせいか、五人の賞金額がぐんとアップ。
基本的に、ザンギャックの行動隊長と戦うわけだが、賞金目当ての賞金稼ぎが敵になる、なんて展開もこれからはあるのだろうか?
宇宙警察とザンギャック
「宇宙警察はザンギャックの支配下にない!」と言う事が分かって一安心。ザンギャックに真っ先にやられちゃったのかと何故か思ってたよ。
と言う事は、デカレンジャーが変身できないのは、宇宙警察=公務員と言うよりも、地球を守る「スーパー戦隊」としてこの世界ではカウントされているからか。
マーベラス対警察官
手錠で両手を塞がれながら、華麗な足技で警官隊をぶっ飛ばしていくマーベラス!
今回は坂本監督が監督を担当しているためか、生身でのアクションシーンが心持ち多く感じられた一話だった。しかし、やはり生身で強いと、変身した時の強さに説得力も出る。
マーベラス対ボス
ボスキタアアアアアアアアアアッッ!!!!
地球署のメンバーと自身の変身能力が失われているためか、ボスも直々に現場に出て捜査に参加しているご様子。
しかし流石の地獄の番犬! 銃ばかりか、ディーソード・ベガまで使ってマーベラスとアクションを繰り広げて下さるとは!
ディーソード・ベガの能力を解放しないまま、マーベラスと互角以上の戦いぶり! そこで刀を止める事が出来るボスが最高過ぎる……ッ!
地底ミサイルによる同時多発都市破壊計画
マーベラスとボスが戦っている廃工場に都合よくザンギャックがやって来る所が特撮(笑)。
今回の行動隊長ブラムドは、宇宙警察によってデリート許可が出ている宇宙人であると言う。
なるほど、このブラムドのように、各スーパー戦隊と因縁のある相手がザンギャック帝国に匿われ行動隊長となって好き勝手やっているとすると、スーパー戦隊が協力して戦うのも納得。
「手伝ってやってもいいぜ」
ボスに助けられたマーベラスが持ちかけた協力。しかしどうして、こう微妙にツンデレみたいな言い方になるのかw
アカレッド(仮)との因縁も考えるに、もしやこの男、年上属性持ちか(コラ)。
今週の豪快チェンジ
今回の豪快チェンジは、ゴーオンジャーとダイレンジャー。
前者はスーツのタイヤの使い方が。ダイレンジャーはアクションの再現ぶりが素敵だった。
しかしダイレンジャーのアクションは、今見ると古い。悪い意味では無く、初期カンフーアクション映画の古き良き匂いがする。
守るべき誇りの為に
ゴーカイジャーが「海賊」なのは、本人達が名乗っている訳ではない。と言うのは、ナレーションでも言われている事。
そんな守るべき誇りのために戦うマーベラスは、確かにヒーローの風格。とは言え、まだまだ「地球」のスーパー戦隊と言う感じはしないのが正直な感想。
しかし、そんなアウトローなキャプテンが素敵です。
「見せてやるよ」
変身を!?
そんなこんなで、地球署のメンツに勝るとも劣らぬチームワークを披露。今回の大いなる力の正体は、あるいはこのチームワークをデカ面子に示す事だったのかも知れない。
アイムの名言
「持ったり、作ったり、持ち込んだりしてはいけません!」
まさに名言!
分かりましたか、そこの見苦しい殿下!