第16話「透明な力」

 ホロンと組み手を交わすソウタであったが、ソウタはどうしてもホロンに勝てないでいた。
 ある日、ソウタはホロンと同型のアンドロイドが風俗店で違法使用を摘発するための調査を始めるが……。

第一感想

「男性型のホロンなんて誰も見たくない!」
 同感です(力を込めて主張)!
 以下感想。

ソウタと「女」

 毎日交わすホロンとの組み手。しかし、勝てるはずの組み手も、最後のツメが甘いせいで毎回勝てない。その理由は、どこにあるのか……? と言う事を、ソウタが見定める所に今回のキモがある。
 まずホロンと書記長から、アンドロイドとの愛は、アンドロイド側に感情が無くプログラムによるもの。すべては男性側の幻想である、と明言される。
 さらに、愛人関係にあった書記長をモデルにホロンタイプのアンドロイドが作られた事が明かされ、ホロンにとどめをさせない理由が、書記長と重ねているからではないか、と揺さぶりをかけられる。 
 だが波留からのアドバイス、そして風俗店が刺客として放ったアンドロイドとの戦いの中で、ホロンで無ければ、遠慮が無くなる事を実感する。
 結局、ソウタは「ホロンには勝てない」。例えアンドロイドであっても、ホロンはホロンであるからこそ特別、と言う答えを、まさに体を通して掴み取ったのだ。
 それにしても、告白と見せかけてのミナモの落胆→想いの確認とはやられたなぁ。

ナンパなソウタ

 捜査のためとは言え、思いっきりナンパなソウタに吹いたwww

次回は

 ミナモの祖母……来る!?