椎名高志『絶対可憐チルドレン(21)』

絶対可憐チルドレン』二一巻。
 二一巻はOVAの新作映像と総集編がプラスされた限定版を購入。
 以下感想。

表紙

 今回の表紙は、水着のザ・チルドレンに、皆本と賢木の二人。もう事ここに至っては、男二人だけでもよかったと思う(ヲイ)!

湖のひみつ

 前回、フェザーと任務中にキスしてしまった皆本に静かに怒る薫達の機嫌を取るため、休暇を取ってバカンスに出かけた皆本達。しかしそこでも皆本の空気の読めなさを発揮して……と言う話。
 それにしても、皆本の空気の読めなさは異常過ぎる……! と言わざるを得ないエピソード。

女の業

 将来の女王にここまでやらせる皆本の器と空気の読め無さが凄い。

夏の思い出

 皆本と違って「話せる」賢木に言われて、ティム、バレット、明の少年三人が青い性を爆発させる!?
 と思ったが、明には初音がいるし、ティムとバレットは二次元萌えーでさして爆発もしなかった罠。いや、男の方は、と言う意味で。

それにいい景色

 混浴温泉で、水着装備の女性陣に対し、全裸で丸裸(大切な事なので「裸」は二回言いました)な男性陣。
 男性陣の下半身をお湯越しに「いい景色」を堪能するザ・チルドレン。おのれ、何と言う俺得(黙れ)!

谷崎さん

 椎名先生は、サービスカットの使い方を間違えていると思うんだ……。って言うか、何で谷崎の裸シーンはこうも罰ゲーム臭が漂うのか。皆本とか、兵部とかだったらご褒美なのに。
 否、谷崎でもご褒美と思えるようになってこそ、真の……(何だよ)!?

ザ・リトル・マイス

 ざぷりめんとから出演のリトル・マイス。相変わらずのキャラクターで、複雑な出自のはずのティムとも仲良くなりました。ってか、相変わらず妹黒いし!? 兄はやっぱり変態だー!

謎の転校生

 パンドラ十代前半メンバー、澪、パティ、カズラ、カガリが転校してくる、と言うエピソード。さりげに、パティの高スペックぶりが、明らかにも。

インパラヘン

 久しぶりにインパラヘン組が再登場。双子に三つ子って、あんたらヤリすぎです(笑)。
 そんなエピソードの中にも、フェザーが超度7を超える超絶的な能力を持つエスパーだと言う事が明らかになったり、きっちりストーリーは進んでいく。

四人の評価

 澪、パティ、カズラ、カガリの自己紹介時、クラスメイトの評価はと言うと、上から順に。
「おお〜〜っカワイー」
「うひょ〜〜♪キレー」
「へーーっ!なかなか〜」
「キャーッカコイー」
 ……あれ? カズラの評価が何だか……。

駄目な子ファントム

 パンドラメンバーが転校してきた事が気に食わないファントム。元操り人形だったパティを再び操ろうとするも、薫の能力が守っていてコントロールを受け付けない!
 そんな現状を前に、明日、いや今週中にはとずるずる引き延ばすファントムがマジ駄目な子。

さぷりめんと

  • 猫缶でも特に不満が無いナイ。いや、そこはあった方がッ。
  • 戦国武将にまで行くパティ。守備範囲、広ッ。
  • こんなものより男湯を出さんかい!!」パティさんが男前過ぎる。
  • 超モテ系のナイ。まだ小さい女の子のはずなのに……。女の子は小さい内から女の子なのか……。
  • ヲタクと一般人。バレット、よくやった! お前はよくやった!
  • キャラ弁を作るパティ。パティ、一体いつの間にそんなスキルを!?
  • マッスルの脅威。

 ……改めてさぷりめんとで好きな部分を挙げていくと、妙に内容が偏っている気がw

書き下ろし

 今回の書き下ろしは、作中で風に飛ばされて無かった事にされた某宇宙人ととらぶるに(笑)。さすがに、紫穂との中でも円満解決とは行かなかったかwww

OVA超先取りスペシャ

 同時ついてるDVDは、新作映像+総集編……と言うか、主に総集編(笑)。執事通信もびっくり!
 新アフレコで、視聴者(読者)の皆さまに、ザ・チルドレンへのビデオレターと言う形でストーリーは進んでいく。
 でも、薫→葵→紫穂の順で段々ネタに走っていくのはどうかとw
 最後なんてヤンデレでシメって一体どういう事なんだwwwww
 そんなわけで、OVAは椎名先生完全監修の名目の元、ティム、バレットはもとより、パンドラの澪達四人がすでにチルドレンのクラスメイトであったり、何とファントム・ドーターからナイまで登場! まさかのナイ登場に、ちょっと興奮して参りました(コラ)。
 でも一番びっくりしたのは、椎名先生が言い出した可憐GUYSが公式化した事。新曲、出すの―!?

限定版BOX売りの少女

 そして、こちらにもさぷりめんとが収録! 連載、単行本作業、ポストカード、BOXイラスト……。椎名先生、お疲れさまでしたっ! の一言に尽きる。 
 葵に

「ハヤ●とはえらい違いやなあ。」

 とか言わせたり、ゆるい規制をこれでもかと強調したりと、四ページながら楽しい一冊。