椎名高志『絶対可憐チルドレン(18)』
- 作者: 椎名高志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/09/17
- メディア: コミック
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以下感想。
表紙
パンドラ勢が表紙乗っ取りー!
いきなり優しい笑顔でチルドレンを抱きしめるダブルフェイスに吹いたw
本編
日本に帰って来たパンドラとの初戦を描く「パンドラ・リターンズ」とファントム・ドーター大暴れ! の「ファントム・イン・ザ・ミスト」を途中まで収録。
パンドラ・リターンズ
マッスルとパティ、葉、紅葉、真木そして兵部と、パンドラ勢力大暴れなエピソード。
ここで特筆すべきは、ブラック・ファントムの支配から解放された三人のうち、ある意味もっとも自由に活動しているパティか。
男共の掛け算に夢中になり、兵部への人工呼吸を「見ていたいから」で拒否など、この女、自由自在だw
一方のバベルサイドでも、皆本がバベルの権力を使えるようになり、皆本対兵部の構図もより一層明確に。さらに、ついにチルドレンに予知の内容が暴露! など、未来に向けて、大きく一歩進んだ感がある。
ファントム・イン・ザ・ミスト
パンドラの連中ばっかり薫ちゃんと遊んでズルい! と言う、ファントム・ドーター魂の叫びが炸裂し、花粉症テロ勃発。彼女のパンドラの連中ともまた違う狂気が恐ろしいエピソード。
このエピソードで大活躍なのが、ブラック・ファントムから解放された三人の内の二人、バレットとティム。兵部にあっさりやられたショックで、違う意味のネットカフェ難民になってるバレットに大いに笑う。
男の子にとって、メンツって大切なのです、ってな感じのエピソードなのだが、あっさり「劇場版か!」で回復するバレットの姿には、色々な意味で親近感がわき過ぎる(笑)。
さぷりめんと
書き下ろし
噂の平野綾が仕上げた原稿が登場ー! プ、プロってスゲエ……ッッッ。