第29話「強くてハダカで強い奴」
第一感想
ストーリー抜きの省略版で。
あれ?! アポロガイストが生存したー(そこかい)!
今週で十面鬼と一緒にお亡くなりになるものとばかり思っていたから嬉しい誤算。最終話まで、アポロガイストの活躍が観られるなんて嬉しい限り! スタッフさん、ありがとー!
以下感想。
三面鬼
十面鬼とアポロガイストにボコボコにされるディケイド。そこに現れたのはディエンド! 相変わらず、「助けたなんて思わないでほしいな」等とツンデレ発言w
しかし、割とあっさり劣勢に追い込まれるのがディエンドのしまらない所w
この状況を打破したのは、十面鬼ならぬ息吹鬼、斬鬼、轟鬼の三面鬼! ついに、ついに轟鬼のカードが公式に登場(笑)! いやあ、あの唐突な登場から数か月。ううん、長かった。
新たなるディエンドのカード
士に肩を貸す夏海の背中に、「あんた私の男に何してんのよ……」的な視線を向ける大樹(ヲイ)。そんな大樹に夜の街を彷徨う若者を食い物にするヤクザ者よろしく近寄って来るのは我らが鳴滝!
「ディケイドを倒してくれるならディエンドのカードを上げよう」と、「ヤクザ者か誘拐犯」みたいな感じで近寄って来る鳴滝に吹いたwww
しかしカードは盗られ、「先に鳴滝を倒すのもアリ」なんて言われてしまう。鳴滝……あんた頑張ってる! 頑張ってるよ!
全人類怪人化計画
ギギの腕輪とガガの腕輪を手にした十面鬼。それにより、全人類怪人化計画が発動してしまう。その始まりとして、マサヒコが改造手術させられてしまう事に!
「ナマコの怪人なんてどうだ?」と言う手術担当戦闘員に対しマサヒコは「そんなのイヤだー!」と猛烈に拒絶!
謝れ! シーキューカンバーオルフェノクに謝れ!
居場所の意味
世界に拒絶され、マサヒコに裏切られ、もう何も信じられない。どこにも居場所が無いと言うアマゾン。ユウスケは一緒に世界を旅しようと誘うが、それが本当にいい事なのか? と夏海は疑問。
だがマサヒコが信頼を取り戻すため、ひとりでギギの腕輪を奪還した事を受けて、世界を救うために戦う事を決意。見事十面鬼を撃破した後は、大ショッカーの支配から解き放たれたマサヒコ、リツコ姉弟と共にこの世界で生きていく事になる。
マサヒコとリツコ達姉弟は、本当に大ショッカーの事を信じていたわけではなかった。父親が死んで生まれた心の穴を大ショッカーで埋めようとしただけだった。すがりつきたかっただけだったのだ
アマゾンはマサヒコとリツコ姉弟と言う信頼できる「トモダチ」ができた事で、自分の世界で戦っていける事が出来るようになった。
そして士も、夏海やユウスケがいるからこそ、世界を旅して戦う事が出来る。
本当の居場所とは、場所では無く、人。仲間。友達の事である、と改めて実感できるエピソードであった。
……おお、初期『ディケイド』のテーマっぽいかも?
アポロガイストの大迷惑発言
ディエンドに対し「また迷惑な奴なのだ」。
十面鬼の全人類怪人化計画に対し「人類にとってはまさに大迷惑な存在なのだ」。
「大迷惑」お気に入りですか、アポロガイストさんwwwww
今週のコンプリートフォーム
今回のコンプリートフォームの変身が恐ろしくめんどくさそうで吹いたw 高速タッチwww
ディエンドの新たなる力
まさかイリュージョンが鳴滝から貰ったカード!? と思って吃驚したw
しかし、イリュージョンだとかインビジブルだとかは、むしろディケイドよりディエンドにぴったりのカードだよなあ。
新たなるカード
アタックライド「ガガの腕輪」とファイナルアタックライド「アマゾン」が登場。
「ガガの腕輪」でディエンドが盗ったのをさらに盗る所が、外道です、ディケイド。さすが悪魔w
しかしファイナルアタックライドでスーパー大切断ってのは巧い。でも、流石に平成の世の中ではオリジナル通りの大切断は無理だよなあ(苦笑)。
そして、映画へ?
地面より現れる大ショッカー秘密基地。ここから、映画の話につながる?
生きていた男
栄次郎、フツーにいるー!? これでイカデビルに変身するシーンでもあれば、もっと映画と密接にリンクするのだが……。尺的に、それは無理か。
次回は
ついに『ディケイド』最終章! 始まってしまったライダー大戦。再登場する九つの世界のライダー達。そして……オリジナル剣崎まで!?
まさか、まさかついに公式で剣崎ジョーカー体が登場するのか!?