第二十五幕「夢世界」

第一感想

 今週も、ストーリーは抜きの省略版で。

丈瑠「覚悟はできてる」 

 ちょwwww悲壮すぎるwwww
 もはや茉子姐さんの料理は十臓レベルなのか……ッッッ。
 今回のエピソードは太夫の過去話が重い分、コメディ色も強く、その対比が楽しめたエピソードだった。
 以下感想。

一騎打ち

 ごく自然に十臓との一騎打ちを受ける事を受け入れていた丈瑠。しかし流ノ介が指摘するように、志葉家当主シンケンレッドが、たかだか一はぐれアヤカシとの一騎打ちを受ける義理も無ければ道理も無い。 
 使命を誰より重く受け入れているはずの丈瑠だが、それよりもまず「志葉丈瑠」と言う一個人として強くあろうとするそんな歪みがここに表れているのかも知れない。

久々登場茉子姐さんお手製料理

「よし!」のかけ声に、黒子達と一緒にコケた(笑)。その会話の流れで、「手作り料理で元気づけよう!」と言う意図は分かるのですが、むしろ逆効果ですwwww

真実はいつも一つ!

 ついに、ついに茉子姐さんの料理がマズイ事が本人に発覚……ッ。必死になってフォローに走る男達が、健気ですw
 しかし、当たり前の話ながら、茉子姐さんは自分の料理食べても平気なんだな(何扱い!?)。
 しかも、料理は「自己流」である事が発覚! え、あの、まさか今までの料理適当に作ってらしたんですかー!? そりゃ、包丁じゃなくてシンケンマル使うわけです。

夢世界

 アヤカシ・ユメバクラの作り出した夢世界。モヂカラで入れたり、シンケンジャーまでも好き勝手できると言う事は、案外シンケンジャーもアヤカシも、根は同じような技術を使っているから、なのかも知れない。

太夫の夢世界

 夢世界の中で、明らかになる太夫の過去。彼女が外道に堕ちた理由。
 元は花魁(?)だった太夫……薄雪。仲を誓い合った男がいたが、男は薄雪を裏切って別の女と祝言を挙げていた。薄雪は現場に乗り込み、火をつけて人々を焼き殺し、男と心中しようとする。
 しかし、男は死ぬ直前までも薄雪では無く別の女の身を案じるのだった。その姿に絶望し、太夫は男と女を絶対に結ばせないため、外道に堕ちる。薄雪は薄皮太夫へと。そして男は三味線へと姿を変える……。
 中の人が演じた過去話だけあって、もう「時間帯が違う」とか何だとか、そんな呑気な事を言ってられない迫力に満ちたシーンだった。
 愛だ恋だと言葉で飾っても、所詮は我欲の形の一つでしかない。と言外に言っている所が容赦無し……!

源太の夢世界

 か、紙の三ツ星wwwww
 何て薄っぺらい三ツ星なんだwwwww
 まさに火をつけたらあっさり燃えそうな星であった。しかし何と言うか、源太がいてくれてよかったw
 太夫の過去話の後では、源太の軽い夢がせめてものブレイクタイムだもんな―w

怒る、ようで怒らないドウコク

 前回、十臓を斬る事が出来なかった太夫。それを最初こそ怒ったものの、太夫が成仏したいと言い始めた事で様子は一変。太夫が外道に堕ちた事をユメバクラを使って再確認させようと動き始める。
 三味線を焼くぐらいだから怒りは相当なものだったはずだが、太夫の変化を前に、さすがのドウコクも怒り一辺倒では無く、「御大将」らしい知略を巡らせる。
 ドウコクはずいぶん太夫に入れ込んでいるが、それは、永遠に愛する男と結ばれない未練に苦しむ太夫の在り方そのものを愛していると言うか、気にいっているように見えてきた。
 太夫が三味線に変わった男を後生大事に抱えている姿は、男にとって面白い事とは思えないが、ドウコク的には、むしろソッチの方がよろしい、と言う事か。
 だからこそ、別の男……同じはぐれ外道衆である十臓に興味が移って、未練から解放されるような事が面白くないのかも知れない。

二人でダイカイシンケンオー

 さすがインロウマル! 六人そろってなくても合体可能!
 しかし、相変わらずのシタリの眼光。丈瑠の疲労、侍の不在等を身切って戦力を投入とは……。参謀役の面目躍如。

十臓、登場

 このタイミングで登場……ッ。相変わらず空気の読めない十臓に視聴者ドキドキです!

茉子と太夫

「普通のお嫁さん」としての幸せを夢見る茉子姐さんと、そんな幸せとは対極にある太夫
 ことはの「殿執事」でのほわほわしたエピソードとは対照的に、女同士の重いエピソードがお腹に応えるぜ……!

次回は

 流ノ介がスーパーシンケンブルーに! 流ノ介、男を見せる!?