第9話「ブレイドブレード」
第一感想
なんだろう、この胸の奇妙な感覚は……。
素材の使い方が上手いんだか下手なんだか、いまいちよく分からず首を捻るしか無い。今週、と言うかブレイドの世界篇は、終始そんな感じだった。
以下感想。
轟鬼登場
(恐らく)ディエンドに召喚された轟鬼。ディケイドとカリス。レンゲル、ギャレン、アンデッドの戦いの場に突然現れて「俺の音撃斬・雷電激震をきけー!」とばかりにライブスタート!
みんながポカーンとして所で、地面がぼかーんどかーんと勝負が水入りに。そしてついでに視聴者である自分もぽかーん。
えーっと、リ・イマジネーションと言う名の公式二次創作は別にそれはそれで面白くて成果も出しているからいいとして。
とりあえずもう一回『響鬼』を観直して来て下さいでございますですこのやろう。
ソレノ、ドコガ、音撃?
駄目な方向へ進む社員食堂
エースランチを他の社員にも提供するのはいいとしても、メイドだのホストだのイケメンマネージャーだの、そういう風に進んでいくのはどういうわけだ(笑)。
しかも今回の士は、本気で金もうけの事しか考えてないwwwww
ここで士の過去を知る謎の男と邂逅するが、とりあえず出会い(再会?)で食い逃げってw
「俺ならここだ」
突然現れるカリス社長に吹いたwwwww
ユウスケの活躍
ぶおーん! とカズマと共にトライチェイサーでジャンプした所まではかっこよかったのに、そこから先はグダグダに。
ユウスケが活躍できるのは、自分の世界だけと言う事なのか……!? 姐さんがいないと駄目と言う事なのか!? 士との愛は姐さんへの愛に叶わないと言うのか(ダマレ)!?
ユウスケのクウガとしての活躍を見る事が出来るのは、一体いつになる事やら。
ジョーカー
ブレイドの世界におけるジョーカーは、ハジメとBOARD理事長・鎌田による野望の結晶として誕生。
正直、このジョーカーの使い方も素材の使い方としてはどうだろう? と思うポイントだった。「職業ライダー」に焦点を当てすぎて、オリジナルのおいしい部分がほとんど犠牲になっている気がするなぁ。
しかし、オリジナルのバトルファイトと共通する「(社会の中で)生き残りたい」「(会社を)続けたい」と言う想いの果てにジョーカーが生まれたのだとすれば、それはそれで本編『剣』に対する大いなる皮肉と言うか何と言うか。
人の中で生き続ける。それだけで必然的に人はジョーカーになってしまうのか……。
再会を誓って
再会を誓い、別れる士とカズマ。その再会は、あのライダー大戦で敵味方として果たされるものでしかないのか。はたまた……。と考えさられる一幕。
受け継がれるもの
士の残したもの。そしてそれを受け継いでくれるカズマの存在。それが今回、破壊者である彼が、ブレイドの世界を救った証なのだろう。
しかし、士の残したものってあれか。あの駄目な感じの社員食堂(笑)?
次回は
ファイズの世界へ突入! 次回はスマートブレインハイスクールで蝶よりベルト! そしてディエンドも登場!