第22話「ディエンド指名手配」
ストーリー
ディエンドの世界にやって来た士達。そこは一見のどかで平和な世界に見えるが、実はローチ達に思想を統制され、ルールに違反した者は意志を奪われる強烈な管理社会。そしてライダー達は秩序を乱す反逆者として指名手配されていたのだった。
第一感想
ゴルフの世界を経て、ディエンドの世界へ。
と言っても、怪人やキャストは『剣』を踏襲しているため「ディエンドの世界」と言うより「もう一つのブレイドの世界」と言った方が個人的にはしっくり来る所。アルビノジョーカーが14の力で世界を造り変えたら、こんな世界になっていたのかも知れない。
ところで、今週影も形も出なかった橘さんだが、来週登場するって事で、いいのかな? 答えは聞いてない!
騙される役はユウスケが。銃ライダーはディエンドがいるから、絶対登場出来ないと思うのだけれども……。橘さんなら! それでも橘さんならやってくれる!
以下感想。
ディエンドの世界
ローチに支配された管理社会であるディエンドの世界。「優しさを強いられる管理社会」と「のどかで平和な農村」と言うギャップが寒々しい。むしろ、それでこその平和、なのかも知れないが。
しかし、この世界のライダーは皆ラウズカードの力で変身するライダーばかりなのに、一人いるディエンドに壮絶な違和感。春香の言を参考にするなら、元々この世界にはディエンドはいなかったらしい。夏海のように、どこかの世界とディエンドの世界が融合した時に、大樹がディエンドライバーをゲットしたのだろうか?
大樹が初登場したのがブレイドの世界だったのにも、何かしらの縁を感じさせる。
ライダー達
劇場版『剣』新世代ライダーズがオリジナルとほぼ同名で登場! 各キャラクターの性格も原典とほぼ同様なので、なんともまあ懐かしい。しかし、カードスラッシュ時の音声がカットされているのは物足りない所。カブトの世界の時もそうだったが、何か理由があるのかしら。
指名手配書
大樹やディエンドの指名手配の看板がシュール過ぎて吹いた。お前、いくらなんでもアレは立てすぎだろwwwww
社会の敵、ライダー
グレイブ、ランス、ラルク、そしてディエンド達ライダーは社会の敵、一般市民の敵。体制への反逆者として設定されているディエンドの世界。
ある意味『仮面ライダー』としては至極まっとうな設定だ……。しかし慎や春香はどこで生活しているんだ。こういう時、彼らをバックアップしていた橘さんのありがたみが分かるぜ(笑)。
今週の鳴滝さん
今週もディケイドを倒せそうな世界なので、ちょっとご機嫌な鳴滝。
九つの世界ではライダー達にディケイドを倒させようとしていたが、どうやらそれが無理らしいので、先週から世界自体にディケイドを倒させる事に方針を変更したようだ。
ディケイドを閉じ込めておけそうなネガの世界。そしてライダー自体を排除しようとする今回のディエンドの世界……。バケガニの失敗は、忘れてあげて下さい。
兄と弟
ディエンドの世界のナンバー2、純一は大樹の兄として設定されている。劇場版でもそうだったが、胡散臭い演技がたまらない(笑)。この世界でも、彼の正体はアルビノジョーカーなのだろうか……。いや、こっちの世界には人間態のフォーティーンがいるから違うのか。
しかし彼らが兄弟とは……。まさか、大樹の正体は、幻のカメレオンアンデッド!? そう言えば、あっちも能力がラウズカード強奪だったし(まさか)!
改造手術
今週もとっても呑気にディエンドの世界を満喫していたユウスケ。しかし、お年寄りに手を貸さなかったと言う事で、ダークローチに連れて行かれてしまう。しかも純一達の手により、絶賛改造手術中!
ちょwwwwユウスケが地味に危ないwwwww
アマダムの侵食よりも先に、こんな所で脳改造って、何てシャレになっていないんだ……。まさか、これがユウスケがライジングへパワーアップするフラグ!?