50th sense.「一意奮闘!オーバー・ザ・フューチャー」
第一感想
まさしく神回でした。
原作の改変具合がまさに神。もうこれが最終話でもいいんじゃないかってぐらい綺麗にまとまっていたのが印象深い。
以下気になった部分をいつも通りに。
以下感想。
ショタ兵部
原作読んだ時にも思ったが言わせてもらおうッ。ショタ兵部の魅力は反則です……ッッ。
あの人を蔑んむ冷たい瞳がたまらんとです(ヲイ)。
侵入者達
九具津の人形が学校を巡回警備中。しかし「侵入者はお前達だろ!」とツッコミたい(苦笑)。
白衣真木
アニメスタッフさんは天才です!
白衣真木! 白衣真木(テンションアップ)!
「何このクラス?」
ザ・チルドレンとショタ皆本。そして東野とちさと。妙にラブラブと言うかイチャイチャしている教室の空気に対する一般生徒の反応。
何て言うか、もはや違う意味で学級崩壊。格差社会の荒波は、小学校にも容赦無く襲いかかるのだった。
薫とユーリ
原作ではちょっと唐突なザ・チルドレンへの執着だったが、アニメではユーリが薫の見た夢を知り、薫が「エスパーの救世主」「女王」である事を知り、それが理由で心酔していく、と言う動機が語られる。
エスパーをあらゆる支配から解放する、薫の天分。それはユーリにすら例外では無かったが、しかしそれが原因で新たな因縁をも創り出していくと言う部分が皮肉だ。
ブラック・ファントムの行動原理が「すべてのエスパーの支配・管理」と分かりやすく明言されているため、それもなおさら。
必要な過去
皆本が「普通」の子どもとして過ごす事が出来なかった過去。ザ・チルドレンが超度7として、やはり「普通」の子どもとして過ごせなかった過去。兵部が信頼していた上官に裏切られた事。
すべて現在の決断に必要なものであり、なおかつ、未来を築くために必要なもの。薫達ザ・チルドレンの「大人になって皆本に追いつく!」と言う素直で力強い決断が汚い大人の自分には眩しい。
皆本と兵部
今回の神回たる「キモ」の部分だと個人的には思うシーン。
皆本が薫達と同じように、兵部に対してすら「救い」となるうる言葉をかける。皆本の感謝と気遣いは、万人が持ち合わせていて、同時に持ち合わせてはいない稀有な才能。皆本がこの世界の命運を決める存在である理由とも言える。
これらがあるからこそ、皆本は兵部と(少なくとも精神的には)対等に戦っていく事ができるのだろう。
次回は
ついにアニメ『絶チル』も最終話! 中学生チルドレンもちらっと登場?