#8「潜入者を撃て!」

ストーリー

 得意の擬体能力で惑星ハマーのレイオニクスを倒し、バトルナイザーを狩り集めていたザラブ星人。彼が次の獲物に定めたのはペンドラゴンクルー。
 しかしクルーの内、誰がレイオニクスか分からないザラブ星人はハルナに化け、ペンドラゴン内部に潜入するが……。

第一感想

 もう、みんな、ノリノリwwwwww
 ダイル強襲→惑星ハマーに墜落→レイオニックバーストの大暴走→グランデとの戦い→ネオバトルナイザーと、慌ただしい激動の展開だった前半戦と、さらなる激闘を予感させる後半戦をつなぐのはウルトラシリーズ屈指のコメディ展開に(笑)。
 誰も彼もノリに乗ってる二五分に、もう笑いっぱなしだった。
 個人的に一番ウケたのは、首がモゲたザラブ星人のソフビ(笑)。あれは酷いwwwww
 以下感想。

ザラブ星人

 今回登場する宇宙人がザラブ星人。声優さんもかつてのオリジナルキャストを用意するなど、スタッフさんの周到ぶりが違う意味で泣ける。
 五〇年後、レイオニクスに選ばれなかった腹いせに暴れていたのはババルウ星人だったが、今回はこのザラブ星人のようだ。こういうの、必ず一人はいるのねw
 得意の擬体能力を使い、惑星ハマーのレイオニクスを騙し、次々と倒していった実力派ではあるのだが、いかんせん今回は相手が悪かった……と言うか、本人が勘違いしすぎ(笑)。
 青野氏とスーツアクターさんの演技が相まって、愛嬌があり憎めない独特のキャラを形成していたのが非常に印象的であった。

物資の詰め替え

 惑星ハマーに残り、レイブラッド星人復活を阻止する事にしたレイ達ペンドラゴンクルー。
 これからの戦いのため、仕える物資をゴースタードラゴンから持っていく、と言う展開が巧い。このために、ゴースタードラゴンを出演させたのか。
 グランデも自前の宇宙船でやって来ていたが、それもやっぱりみんな、それなりの準備をして戦いに挑んでいる、と言う事なのだろう。レイみたいに半分事故みたいに決勝トーナメントに巻き込まれるレイオニクスなんて、他にいないだろうしw

ノリノリのクルー達

 今回は屈指のコメディ展開だけあって、クルーのみんなが誰も彼もノリノリすぎて困るw
 いちいち語るは野暮! いますぐチェック!

「いってください、ガルベロス!」

 ザラブ星人の妄想の中でバトルナイザーを操るクマノ。ここでもガルベロスってあーたwwwww
 スタッフさん、そのネタいつまで引っ張る気ですかwwwww

にせウルトラマン

 追い詰められたザラブ星人が最後に変身したのが、このにせウルトラマン! ちくしょう、ネタが細かいぜw
 カード上のスペックはそう低くないはずなのに、攻撃するたびに逆に自分がダメージを受けてるわ、スペシウム光線を出せないわでもう散々w
 ネオバトルナイザーでモンスロードされたゴモラとか、相手が悪すぎるのもあるだろうが……。
 まず間違いなく、本人のスペックが反映されてるんだろうなぁ、あの戦闘結果。今後、彼は登場するのだろうか……? 個人的には、ぜひ登場してほしいものだが。

コンパクトの謎

 ハルナにしては妙にキラキラで、そんなギャップに受けたコンパクト。レイはこのコンパクトを、何かの武器か何かと思っていたようだ。
 考えてみれば、レイがこれまでの人生の中で出会った「女」と言えばハルナにケイトにカレン。皆、極限状況をたくましくサバイバルする強い女揃いであり、ハルナが普通に鏡を見るなんて想像だにできなかったのだろう。
 ことわざを半分覚えていなかったり、単純にレイがまだ「子ども」であるのも関係しているのだろうが。あの図体にこの精神年齢のギャップ……。ケイトが精神体となってまで見守るわけだ(笑)。

今週の帰ってきた大怪獣バトルファイル

 もちろん、今週はにせウルトラマン
「いかにも」なビジュアルの事は、言っちゃいけないお約束w

次回は

『ウルトラギャラクシーNEO』も後半戦へ!
 次回はアーマードダークネス、メフィラス登場など、早速飛ばしているようで楽しみ!