#7「第二覚醒」
ストーリー
グランデとの真のレイオニクスバトルに敗北したレイ。彼の亡骸と共に惑星ハマーを去るペンドラゴンであったが、そこに現れたケイトの精神体から、レイの命はバトルナイザーに収納され、まだ助かる可能性がある事を知らされる。
ヒュウガ達は危険を顧みず、レイを助けるため再び惑星ハマーへと降り立つのだった。
第一感想
レイのネオバトルナイザー、ついに登場!
#1から進化が予感されていたもののグランデに先を越され、おまけに敗北。しかしその敗北を乗り越えてこその復活だからこそ熱い!
おまけにあのケイトまで再登場し、『ウルトラギャラクシーNEO』前半戦を締めくくるにふさわしい濃密な一話だった。
以下感想。
再登場ケイト
レイの亡骸だけでも、せめて地球へ……。と言うペンドラゴンクルーの前に現れたのは、何とあのケイト! 精神体(私服?)となり、弟の窮地に駆け付けたのだ。
さすがツンデレどころかツンが凄すぎて殺す所まで行ってしまったケイト。弟に対する愛が違うぜ……(何)!
ケイトから、エレキングの方からレイとのリンクを切ったためレイは存命である事。レイの命はバトルナイザーに収納され、まだ生きている事が知らされる。
この辺りの設定は、
- レイブラッド星人が精神体として生きている事。
- レイモンが倒したはずのレイブラッド聖人が五〇年後も存在している事
- 五〇年後、イオの事をバトルナイザーを通してレイモンが見守っていた事。
等と考えると非常に興味深いポイント。
これは、レイオニクスはある程度成熟すればレイブラッド星人と同じ能力を獲得できる事を示唆している。
また、バトルナイザーは怪獣を収納するアイテム以外にもレイオニクスを助ける緊急用アイテムも兼ねていると言う事が分かる。
そもバトルナイザー自体、無機物と有機物のハイブリットである成長する機械であり、もしかしたら、バトルナイザー=レイブラッド星人の一部と言っても過言では無いのかも知れない。
話をケイトに戻して。
ところで、レイにレイブラッド星人の後継者になって欲しいと言いつつペンドラゴンクルー達仲間の存在を肯定しているかのように見えるのは、それがレイにとってプラスになる事だからだろう。レイを強くする事なら全肯定しつつも、敵であるレイオニクスには一切の容赦無し。さすがケイト姉さん、そこに痺れる憧れるゥッ!
でもグランデに戦闘服姿でわざわざ挑発に行くのは、ちょっとやりすぎです(笑)。あんた、どんだけ弟の事好きなんだ……!?
健気なエレキング
前回タイラントにやられたエレキングだが、倒される寸前、レイとのリンクを自分から断ち切り、レイの命を助けていた事が判明した。
バトルナイザーの不思議パワーでは無く、怪獣自身の判断でレイは助かったのだ!
エレキング、健気や……っ(涙)!
レイ、復活!
エレキング。姉・ケイト。そして仲間達の声に導かれ、レイ復活!
ペダン星人の円盤群の攻撃にさらされるペンドラゴンを颯爽と助けに現れる姿が心憎い。なんやかんやで、ヒーローやってるなぁ。
今週のレイオニクスバトル〜VSキール星人グランデ(二回戦)〜
相変わらず圧倒的な強さでレイオニクスバトルを制するグランデ相手に、レイがゴモラとリトラでリベンジマッチ! レイのバトルナイザーもネオバトルナイザーに進化して、ゴモラの強さはタイラントと同等、もしくはそれ以上に!
バトルナイザーの機能は怪獣をデータ化して収納。さらにそこからデータを改変して能力を高める事も出来る(リトラもこれでパワーアップ)。
それらはバトルナイザー本来の性能と、それを使用するレイオニクスの能力で変わるのだろうが、ネオバトルライザーに進化した事でその能力が飛躍的に高まったようだ。
オキに教わった対ベムスター用の二段攻撃でタイラントの攻撃吸収をもろともせず、タイラントをゴモラの超震動波で撃破! これにてグランデも一巻の終わり、と思いきや……。
生きていたグランデ
「死んだかと思った」
なんてあっさり言って起き上がるグランデに不覚ながら吹いたw
曰く、「タイラントがやられる前にレイオニクス側からリンクを切った」との事。怪獣とレイオニクスをつなげるリンクを自在に操れるのは怪獣使いとして相当レベルが高い証拠だが、怪獣側から切るか、レイオニクス側から切るかでずいぶん印象が違って来るものだ。
やはりグランデの根っこには、冷酷無慈悲な部分がある。いや、「今度会った時には、お前の姉ちゃん紹介しろよ」には吹いたけどw
新たな戦いへ
レイはこのまま惑星ハマーに残り、レイブラッド星人復活を阻止する事を決意。そして、当然仲間達も共に残る事に!
惑星ハマーでの戦いは、後半戦に突入!
次回は
次回からはついに後半戦へ! って、いきなり何ですかあのノリwwwww