『おねがいマイメロディ すっきり♪』第43話「ミファソですっきり!?」

 柊のコンサートが地元で行われる事になった。しかし、企画した永代橋先生は柊に話しを通しておらず、当日になって柊がいないと言う異常事態に! 客にそれを知られ、責められる永代橋先生に黒音符が取り憑いて……。




 永代橋先生、負け犬荘にようこそ! なエピソード。
 去年の『くるくるシャッフル!』でもそうでしたが、物語終盤になって負け犬濃度が恐ろしく濃くなってきている。『おねがいマイメロディ』自体三年目だが、負け犬達の扱いは徹頭徹尾変わらない。まったく、スタッフさんは鬼か阿修羅か(何)。
 クロミ様、バク、ゾウさん、柿崎、永代橋先生と、淀んだ負け犬オーラが漂う負け犬荘。しかしその負け犬オーラは何かに利用されている様子。これはまさかダーちゃん復活フラグ? そして管理人さんが黒豹だったりするのだろうか。




 柊のコンサートが開催される。そこでマイメロは、ピアノちゃんと共にグッズ販売のバイトに勤しみ随分儲けているようである。愛するウサミミ仮面で金を稼ぐ。マイメロ、恐ろしい娘ッ!
 イケメンヌードルを初め、イケメンボールペン、ウサミミグッズなど、見るからに怪しいグッズを販売中。特にイケメンボールペンは、傾けると柊の上半身が裸になると言う、どっちかと言うと「裸」イケメンボールペンが正しい呼称。
 ……まさか前回のピアノちゃんのビジネス云々はこれの布石だったのだろうか。あれ肖像権とかその他諸々の権利、どうしてるんだろ(笑)。




 プンプン状態になった永代橋先生に対し、召喚された柊。名器ストラディバリを破壊しても許される才能を誇る彼の演奏に、見る間に魅了される聴衆達。しかし彼に本当に求められていたのは、彼の裸だったのだ……。
 まさかの「裸」エンド! 芸術の意味を解さない聴衆の愚かさと言うか、柊の身から出た錆と言うか、ともかくバイオリン演奏で裸と言うビジュアルを用意する『マイメロ』スタッフの暴走具合の勝利!




 次回は潤が再登場。何だか、今度はとんでもないものにカブれているようです(笑)。