『ドラえもん』誕生日スペシャル!「のび太くん、さようなら!ドラえもん、未来に帰る…」

 九月三日のドラえもんの誕生日記念という事で、ドラミちゃん登場のスペシャルエピソード。
 それにしても、ドラミちゃんをブラウン管越しに観るのも久しぶり。一体何年ぶりだろう。かれこれ二年ぐらい姿を観ていなかったような気が。
 千秋演じるドラミちゃんですが、第一印象は「あれ? 意外と上手い!」から「でもやっぱり千秋っぽさが……」って感じで、良くも悪くもどっちつかずでした。でも、やっぱりドラミちゃん声になっているあたり、プロだなぁと思います。
 それにしても、声優としての個性とキャラクターの演じ分けってどこから区別つけるんだろうと今更疑問に感じます。
 水田わさびなんて、どんなキャラに声を当てていても「水田わさびだ!」と分かるほど特徴的な声ですけど、きちんとそのキャラクターを演じ分けているわけで。
 それは声優の個性だと思うんですが……。あれ? だったら俳優なんかが声優を演じる事に対する拒否感は一体何?
あれは個性って言うより、あまりに「本人の声と同じ」だからか?
 語ると問題はつきないので、まぁ横に置いといて。


 セワシのび太の世話役をドラえもんからドラミちゃんに変えようとして、紆余曲折あって結局は元のサヤに収まるストーリーでした。工業製品的な法則で、後発機で性能は高いドラミちゃんよりも、やっぱりドラえもんがいい! と言う話です。
 確かに感情的にもドラえもんの方がいいわけですが、実際にはタイムマシンの性能も本体性能もドラミちゃんの方がドラえもんよりも優れているわけです。特に今回は、ドラミちゃんがジャイアンが乗った土管を持ち上げる描写が出ていて驚きました。ドラミちゃん、怪力だな!


 それにしても、ドラえもんが秘密道具を未来デパートから取り寄せる、と言うのは何だかAmazon的だな、と今になって思いました。
 二十二世紀でも、アフィリエイトとかあるのかしら。秘密道具の。