『アスラクライン2』EX018「愛と魔力のせつない関係」

ストーリー

 体育祭の二人三脚で一緒に走る事になった智春と嵩月。だが、脚を結んだリボンがほどけなくなった二人は、そのまま一夜を過ごす事に。

第一感想

 今週は「二人三脚の呪い編」と「愛と魔力の切ない関係編」の二本立て。
 Aパートは呪い編で、Bパートは愛と魔力編、と。
 前回までのフォロープラス、最後に氷羽子の登場と墓で次回への引きと、アニメ『アスラクライン』構成の妙を見たエピソードだった。
 以下感想。

二人三脚の呪い

 二人三脚……それは女子と合法的に接近できる魅惑の競技!……のはずが、色々な意味で呪われた競技に早変わり。
 智春は生殺し。一方の樋口は意中の佐伯妹と組めるはずが、何の因果か「お義兄さん」と一緒に爽やか汗を流す羽目に。
 前者もそうだが、後者も何だかんだで妄想力を掻き立てられる組み合わせである。うむ(何のだよ)。

コアラの怒りは大地の怒り

 地球のヘソ的な意味でですか? 何のオマージュか分かりません……!

魔力の代償

 魔力を使う際、女の悪魔は愛する人の愛を消費する。一方で、男の悪魔は愛する人の記憶を消費する。
 嵩月が家を離れていたのも、妻(母)の記憶を喪っていくばかりの父親の姿を見るのが辛かったからだった。
 家族を愛すればこそ魔力を使い、それ故に愛を消費していく。サブタイ通りの、まさに愛と魔力は切ない関係で結ばれていたわけだった。

次回は

 ピカソ仮面キター! でもアニメで見たら正体バレバレのような気もする!?