内山まもる『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦 巨大要塞を撃破せよ!! 後編』(『コロコロイチバン!』第15号)
一月越しの後半です。
ふと思ったのですが、このシリーズ、一冊にまとめて出版される事はあるのでしょうか。
できれば単行本になって欲しいのですが……。
以下感想。
他のウルトラ兄弟達の支援によって、要塞の中心部に辿り着いたメビウスとゾフィー。しかしそこには、さらに怪獣達が二人を待ち構えていた。
エンペラ星人が作り出した、インペライザー工場要塞戦、完結。
インペライザーが化けた複数体の怪獣達を倒すためには、メビュームダイナマイトを使用しなければならない。しかしインペライザー達との戦いに疲れ果てたメビウスでは、一度しか放つ事はできない。
一撃で怪獣達を倒すため、我らがゾフィーがオトリになる! さすがゾフィー! そこに痺れる憧れるゥッ!
インペライザーの元々のデザインが、怪獣に鎧をつけた、と言うコンセプトを巧く利用した匠の設定!
しかしそこに待っていたのはメフィラス星人。
彼は皇帝の四天王の一人だったメフィラス星人の弟であり、要塞を乗っ取って宇宙征服を企んでいたのだ!
メフィラス星人の弟ネタはもはや伝統か。しかも、
「卑怯もラッキョもあるものか!」
と言う「あの」名台詞も(笑)!
メフィラス星人・弟の伝統が、こんなところまで。
しかしそんなメフィラス星人は、不屈の正義の心を持つウルトラ兄弟十一人による「超必殺技11兄弟合体光線」でメフィラス星人を倒し、宇宙要塞を撃破したのでした。
この11兄弟合体光線を放つ際の、レオとアストラのポージングに不覚にも萌えた。何だか某プリキュアですwwwww
これにて『コロコロイバン!』版、超銀河大戦は終了。
地球を離れても不屈のウルトラ魂には何ら変わりないメビウスの成長を一ファンとして頼もしく思うのでありました。あぁ、ウルトラコクピットでリュウ隊長の勇姿を拝みたいなァ。