『魔弾戦記リュウケンドー』第42話「魔法のレシピ」
未見分『リュウケンドー』感想。
ジャマンガの動きがぱったり無くなったあけぼの町。しかし町では、小さな事故が頻発。疑惑を感じた不動さんは、一人捜査に乗り出す。
今回は不動さんの刑事としての一面が強く押し出されたエピソード。
天ぷら屋の女将への淡い想い。しかし浮かび上がる疑惑。疑惑は核心へと変わり、デートと偽って岬に呼び出す。岬でマグナリュウガンオーと女将の正体でもあるレディ・ゴールドとの一騎打ち!
不動さんの地道な捜査と言う現実的な要素と、天ぷら屋の怪しい内装。マイナスエネルギーを天ぷらにして大魔王に献上するというホラー要素が相まって、何とも言えない空気が漂ってました。
放送が早朝だった事を考えると、凄い事ですね。
しかし、
「そうだな。たしかにお前から見れば馬鹿なもんだろ、人間の男なんて」
「だがな、ほんの些細な息抜きを励みに毎日頑張るお父さんを嘲笑うのは大魔王が許してもこのマグナリュウガンオーが許さん!」
なんて、子ども達は意味が分かるのか(笑)。
天ぷら定食の半額サービス券がつないだ不動さんとレディ・ゴールドの因縁。不動さんの心は「クールに燃えている」(笑)!
ブリザードリュウケンドーが天ぷら鍋を破壊した残滓の雪の中、岬に立つ不動さんはまさに孤高の男。
ゴウリュウガンに嘘発見器がついていたり、体調チェックは出来ても男心が分からなかったり、巨大天ぷら鍋と言う下手なビームよりも怖い恐怖など、細かい所も面白かった。
放送開始にズレがあるって、素晴らしいっ。やっぱりヒーローものの醍醐味は再放送!