第39話「無敵のママ」

 津波の影響で、日本地図が画面の上に。
 これもどこかで苦しむ人々には必要な事なんです! と、ミライの口調でアテレコして脳内補完(ぇ)。 


 朱川湊人弾けすぎwwwww
 本当に観終わった後、こんな感想でした。それは今でも変わってません(ヲイ)。


 六人の子どもを持ち、フェニックスネスト食堂で働く日ノ出サユリ。その明るさでまさにみんなの太陽のような彼女は、車の前に飛び出した子どもを救うためその命を散らしてしまう。
 しかしそんな彼女にサーペント星人が現れた。サーペント星人と同化すれば、命は助かると言う。サユリは同化する事に同意し、生き返るが……?


地球人の勇気ある行動に胸を打たれ、命を救うために同化」と言うウルトラマンの役目を、侵略宇宙人がやったらどうなるか? と言う逆転の発想。
 同化した事で味覚が変わると言う体への影響、内部のサーペント星人との会話など、ウルトラマンを見ていたら誰もが一度は考える事をここぞとばかりにやっちゃいました、と言う印象です。
 ひとまず、ヒカリとセリザワさんには見せたいような、見せたくないような(笑)。


 サユリがとにかく弾けてます。
 一人二役もお見事だったし、サーペント星人を乗っ取り返して暴れまわるシーンは正直何の作品だったのか半分忘れそうに。
 後、普通に宇宙人を「乗っ取った」とか言うのやめてください! もはや「母は強し」どころじゃないレベルの話ですよ!? 頭が割れた時にはどんなキャストオフかと。
 しかも、サーペント星人が全滅した後も残った能力。
 少しずつ消えていくとは言え、高速移動に車も持ち上げる怪力。おまけにウルトラマン並みのジャンプ力! ラストの「シュワッ!」はもはや確信犯以外の何者でもなし(笑)。


 脇でGUYSの生活を支える人々を描いてくれると、世界観に幅が出ていい事ですね。 
 しかし、メイドさんからおばちゃんまで、やたらバラエティ豊かなフェニックスネスト食堂。これはあれですか? 面接の段階で厳しいチェックが入ってるのですか!?
 ミライやテッペイが定食でつっこまれているように、カレーばっかり食べてるミライを見かねてサユリが口を出してきたのかな、などと考えると面白いですね。


 そして一番どうでもいい衝撃的だった事は、GUYSエンブレム入りの岡持ち(笑)。
 

 次回も朱川湊人脚本。次回はホラーですか?