『魔法少女リリカルなのはStrikerS』最終話「約束の空へ」

 レリックから端を発した「ジェイル・スカリエッティ事件」は無事解決を見せた。そして、機動六課運用期間も過ぎ、隊員達はそれぞれの進路へと歩んでいく。




 ゆりかごのなのは。スカ博士基地のフェイト。
 彼女達を助けに行くのが、やはり最後にはストライカーズ四人! と言うお約束に燃える。
 ヴァイスにはここでも見せ場が。リボルバーナックル両手装備。ティアはバイク! エリオはソニックムーブでフェイトを救出し、ヴォルテールは意外と言う事聞いている。
 シグナムはアギトとユニゾン。アギトは真に仕えるべく主を経て嬉し涙を流す。
 逮捕されたスカ博士、ナンバーズ、ルーテシア達は、それぞれ罪の重さに応じた罪を受ける。
 そして、それぞれの進路へ進んでいく。




 それぞれのキャラクターに決着をつけて、ちゃんと機動六課からストライカーズを卒業させて綺麗に終了!
 ラストの桜は、ある意味シリーズの伝統という事で地球からミッドチルダに持ち込まれました。そんな無茶な(笑)! でもそんな無茶を通すのがなのはさんの恐ろしいところか。
 そして最後の模擬戦でもなのはさん達は全力全開!
 皆さん、その本気は直した庁舎が壊れる……ッ! 今度は全壊通りこしてサラ地ですよっ(汗)!
魔法少女、育ててます」という事で、きっちり卒業を描いてきましたね。




 EDではそれぞれの進路を行く機動六課メンバー達。
 スバルのセリフがなのは+自分のセリフという事でニヤリ。
 ティアは執務官の見習いとしてフェイトに。嗚呼、これでなのはさんの呪縛から少しは解き放たれ……ないか(ヲイ)。
 キャロとエリオが六課から離れても一緒にいるのに吹いたw もはや夫婦! でもルーテシアがしっかりロックオンしているのでした……キャロを(ぇ)。
 ギンガによって更生中のナンバーズ達。ノーヴェがゲンヤを見てフラグ立ててるのがなんとも(笑)。あの手の接近戦スキルの持ち主は、ゲンヤみたいなタイプに弱いのだろうか。
 ところで、ナンバーズのお腹の子ども達はどうなったんでしょう……。普通に聞くの怖いのですが。
  



 脚本や作画など、色々言われた『なのはStS』だけれども、最終話を観て、もう一度物語を俯瞰するとそう悪いものでもなかった、と思います。
 キャラクターが多く、それぞれ(特にナンバーズあたり)の掘り下げが少なかったのは寂しいところ。
 でもそれは公式HPのキャラ紹介のところで補完しておくポイントなんでしょうけど。
 訓練シーンなどの、二次元のキャラクターが修行したり訓練したりするのは、『響鬼』しかり『ゲキレン』しかり、あんまりウケがよろしくないので、そういう批判は仕方が無いものだなーと思いますけど。
 とりあえず、第四期はありそうでなさそうな……? ハタチ超えたら果たして「少女」と呼んでいいのか? と言う大いなる命題が立ち塞がるわけですからねー(死ネ)。
 スタッフ・キャストの皆様、お疲れ様でしたー!