『魔法少女リリカルなのはStrikerS』第24話「雷光」
エリオ、キャロとルーテシア。フェイトとスカリエッティ。ライトニングの戦いは続く。フェイトはスカリエッティ逮捕のために、ついにライオットを使用する!
……何て言うか……「みんな」頑張ってるんだと感じました。ほんと、こんな事しか言えないけれど、頑張ってください。
今回はライトニング、の前についに対面したゼストとレジアス中将。
海(次元世界)との軋轢。優秀な人材は本局に引き抜かれ、陸はいつでも人材不足。そのせいで手が回らなくなり、回避する事のできない悲劇が生まれる。若き日のレジアス中将は、最初そんな悲劇をどうにかしたいだけだった。
レジアス中将に魔法のスキルが無いと分かって、さらに哀れと言うかそういう感想しかなくなってしまったなぁ。結局、直接的に彼が悪いと言うワケではなく、本局の上層部に弱いところをつかれた、と言う話で。
しかし、ルーテシア素体になったのが母親だけでなく娘もって……! どんだけー!?
レジアス中将は、最後まで何かを抗弁する事もなく、秘書に化けていたドゥーエに殺害されてしまいました。彼のキャラクターを考えると、多分これが最上の方法なんでしょう。
さりげなく、チンクの隻眼の理由が明らかになっていたり。
エリオ・キャロ対ガリュー・ルーテシアの対決は、それぞれ最大戦力での激突の結果エリオ・キャロ組の勝利に。
エリオがシグナムに師事していると分かった時点で、切り札が紫電一閃だって予想できたはずなのにできなかった自分がふがいない……!
キャロ、ルーテシアの最大召喚獣対決は、一体何処の怪獣大決戦かと。でもやたら偉そうなヴォルテールには不覚にも吹いた。何様?
スカ博士に捕まり、母親の事でネチネチと迫られるフェイト。
母親の望む存在になれなかった自分。そして成長し、エリオ、キャロと言う自分の言う事を聞ける存在を得て母親と同じ事をしているのでは? と指摘されるフェイト。
しかしここで、スカ博士の相互ライブ中継がアダとなった! エリオ、キャロの二人の声援によって、フェイトがオーバードライブ。真ソニックフォームとライオット二刀流でナンバーズとスカ博士を悲願の逮捕。
スカ博士や本局上層部のように上から一方的に物を言って、下の人間に選択肢も自由も与えないやり方ではなく、互いが相互に間違いを正しあう、と言う方向に親子の形が落ち着いたような気がします。
フェイトやライトニングの二人、召喚士というルーテシアのスキルを考えると、そうなっていくのが順当であり当然なところなんでしょうが。
けれどもここで、衝撃の事実。
プロジェクトF=記憶をコピーできるクローン技術の応用で、すでにナンバーズ十二名のお腹の中にはスカ博士のコピーが……!
こ、こ、こ、このエロ博士めーッ(何を想像している)!!!!
ナンバーズがみな、女性型だったのはスカ博士の趣味、ではなくちゃんと自分のコピー保存と言う理由があったのか……。
それにしたって、お腹を撫でる仕草は無駄にエロくて困る。ウーノやクアットロならまだしも、これでオットーやディエチ、ウェンディなんかが同じ仕草をしたならもう……。
駄目だ、今からスカ博士を殺りに行くッ。
ギン姉が正気に戻り、誰よりも明るく憧れを追っていたスバルを知っているティアがウェンディの前に立つ。ヴァイスがスナイパーとして最高の活躍を見せ、ついに残りのナンバーズはクアットロただ一人。
ゆりかご軌道到達まで1時間35分。
次回はいよいよクライマックス!