高橋弥七郎『灼眼のシャナ(18)』

灼眼のシャナ〈18〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈18〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ』一八巻。
 フレイムヘイズの軍団と、バル・マスケの決戦、ついにスタート! ようやく反撃に転じたフレイムヘイズサイドと、個性豊かなバル・マスケの徒の戦い。
 シャナ救出作戦を敢行するヴィルヘルミナ達のめちゃくちゃな作戦。
 ここで復活!? 天目一個等等、多数あるが、最大の見せ場は、シャナのフレイムヘイズとしての復活と完全覚醒だろう。
 虜囚の身となっていた事への無力感と力への欲求から、アラストールの力をさらに引き出せるようになり、これまでハッタリなどかまさない性格も相まって自分の技に名前をつける事も無かったにも関わらず、ここにきて自分の持つ技のそれぞれに名前を与えた。
 悠二達を追うと力強く宣言したその姿は、かの奥方様に勝るとも劣らぬ凛々しさを見せる。
 いよいよ『灼眼のシャナ』も佳境!