高橋弥七郎『灼眼のシャナ(17)』

灼眼のシャナ』一七巻。
 だらだらと感想を。
 一七巻では、フレイムヘイズサイドの動向。吉田さんが女を見せた! ヴィルヘルミナのシャナ救出作戦等等色々あるが、最大の見どころはシャナとヘカテーキャットファイト(性格な言い方では無いが)。
 悠二に敗北し、星黎殿に連れてこられたシャナ。アラストールも武器も奪われ、異能も封じられた、ただの少女と大差無くなったシャナ。そのシャナを、祭礼の蛇の障害とみなし、排除しようとするヘカテー。彼女がほとんど始めてみせる強烈な感情が、とかく一七巻では一番印象に残った。