『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』

第一感想

 おもしろかったー!
 何も考えずに、素直に楽しめばそれでいい。まさに「春の仮面ライダー」の看板に偽り無し。
 EDの、

いーじゃん! いーじゃん! ポリスメン!?

で最後の最後まで腹筋痙攣wwwww ポリスメーン!
 されども、『電王』メンバーの活躍は十二分に描かれているが、『キバ』メンバーはほとんどオマケ程度の出演。それが気になるといえば気になるが、まぁ『電王』の人気はもはや不動。だーれも気にしてないからいいんでしょう。
 そんなわけで最初に言っておく!
 以下はかーなーり長い! ネタバレ感想!  いくぜいくぜいくぜえええええっ!

モモタロスのキバっていくぜ!』

 モモーション・ピクチャーがキバットを交え復活! まぁ、タロス組の濃さにキバットやられっぱなしだったけどな(笑)!
 ストーリーは、タロス達がそれぞれ思い描いた「自分が主役の映画」の妄想現実化。

キバット

二二年前出会った赤ん坊を何があっても守り抜くと心に決めた……」。
 真面目に重要な事を言ってるのに、タロス共のせいで台無しwwww
 人の話を聞けー!

モモタロス・ザ・ムービー

 モモタロスが海賊になって大暴れ! パイレーツ・オブ・モモタロスwwww
 でも泳げないからNG。

ウラタロス・ザ・ムービー

 韓流ドラマも真っ青の、純愛ムービー! しかし、異様に嘘くさいwwwww

キンタロス・ザ・ムービー

男はつらいよキンタロスフォーム!
 異様に似合っていてもはや言う事が無いな。

リュウタロス・ザ・ムービー

 やっぱり受けがいいのは子どもと動物でしょう!
 ってなわけで動物+リュウタロスの合成もの! うげぇーっホラーじゃんwww

本編感想

 以下、本編の感想に。

ストーリー

 警察にも手に負えない事件をクライマックスに解決するデンライナー署。オーナーが電王の予備のパスを盗まれてしまったため、それを取り返すためにデンライナー署が立ち上がったのだ。
 同時期、はぐれイマジン・ネガタロスが指名手配犯・黒木誠也とその手下達、そしてファンガイアなどを部下に加え、絶対に負けない究極の悪の組織・ネガタロス軍団(仮)を作り上げようとしていた!
 ネガタロスの世界征服を阻止するため、電王が、ゼロノスが、そしてキバがネガタロスに立ち向かう。  

警察対悪の組織!

『電王』のラストからどうやってつながっていくのだろう……と思ったらいきなり刑事。何でだwwwww
 まぁ、それもツッコミなど無粋な、『電王』らしいノリなのだろうが。
 まずは悪の組織から。

究極の悪の組織・ネガタロス軍団(仮)

 もはや名前からし負けフラグが立っているとしか言いようがない(笑)。以下主要キャラ感想。

  • ネガタロス 

 モモタロスの同タイプのはぐれイマジン。最後には必ず勝利する、究極の悪の組織・ネガタロス軍団(仮)を組織する事を目的とする。
 しかし、
自分のアジトを爆発させて敵を倒そうとする」「(攻撃の後で)やったか!?」と言う、など、もうそこらかしこに負けフラグ、ビンビン立ってるw
 担当声優さんは緑川光氏。その美声と行動のギャップに萌える。

  • ネガ電王

 ネガタロスがオーナーから奪った予備パスで変身! 基本は電王ソードフォームながら、デンガッシャーを組み替えて四形態を自在に使いこなせる事、ネガタロスの地力が元々高い事もあって、電王四フォームを圧倒する力を持つ。
 ある意味、デンガッシャーと言う存在を本当の意味で救済したライダー。
 所有するネガデンライナーには、武装の変わりに三種類のギガンデスが詰まってると言う不思議仕様www

デンライナー

 一つだけ、言わせてほしい。

 時の警察列車デンライナー
 時を越える犯罪者、イマジンが起こす事件を徹底的にクライマックスで解決する刑事達。
 彼らには警察手帳も捜査令状もいらない。
 彼ら自身が手帳であり、令状である。
 彼らに逮捕できないものはただ一つ、神のみ。

 これって、どんな絶対負けない悪の組織?

  • 良太郎

 これまでのイマジンとの経験から、モモタロス達の扱いにすっかり精通したタロウズテイマーにw

 マシンデンバードに乗って犯人追っかけてショットガン乱射して俺、参上!
 このタロス、ノリノリであるw
 刑事ものなんて「かっこよく暴れたい」モモタロスからすれば第二の天職と言っても過言ではない。当然、この映画でもノリノリであるw 

  • ウラタロス

 今回の映画では、ついに日本人以外にも手を出し始める。うーん、エロい(笑)。

 いれば安心、人情派デカ。
 いきなり相手のタマをつかんだりと、色々な意味で漢過ぎる。

 踊るダンス刑事。と言うか、リュウタロスダンサーズを引き連れて、怖そうな顔した連中を片っ端から逮捕していく。ちょwww何この子wwwww犯罪者と変わらないよッ!

  • コハナ

 デンライナー署、無敵の女。
 バズーカをぶっ放し、タロウズを殴って躾け、犯罪者を殴って逮捕。もはや彼女に勝てるキャラクターはいない!……いやマジでw

  • ナオミ

 デンライナー署で「まずい」コーヒーを入れてる彼女。今回はチャイナコスもご披露ですよ。

  • オーナー

 デンライナー署、無敵の男。またの名をデカ長。
 デンガッシャーガンモードを自在に操り、まさに無敵を体現する男。もうこの人がいれば何もいらない、そんな感じだ。

  • 侑斗 

 用心棒として潜入操作していた侑斗。挑発姿が『響鬼』時代を思い出させたのはここだけの内緒だ。

  • デネブ

 デネブは色々な意味で最強。
 登場するイマジン勢の中では、実は最強ではないだろうか。そして強さだけでなく、ギャグも最強。もはや無敵だ。

鈴木一哉と言う新米

 デンライナーと言う異常なステージにやってきて、視聴者に新鮮な驚きを見せてくれる、この映画の案内役がこの男。いちいちイマジン相手にビビったり、ナオミのコーヒーが飲めなくて吹いたりと、新鮮な視点でほのぼのさせてくれる。

私の心、アンロック!

 キャラなり! モモタロスソード!……ごめんなさい。一度言ってみたかった(何)。
 今回はイマジンの憑依状態も新しいバリエーションが登場。

M渡

 モモタロスが勢いで渡に憑依してしまった姿。何と言うか、イメージが違いすぎて吹いたwww

U侑斗

 ウラタロスが侑斗に憑依した姿。うはっ手がエローい!!! と、どきどきさせてくれた。この手管で愛理を落としたのか!? と思うとリュウタロスじゃなくても殺意が沸くと言うものだ(ヲイ)。

この映画における最大の萌えポイント

 TV本編と設定が大幅に違うので、愛理がデンライナーにやって来る、音也が変な所で登場するなど、色々おいしいシーンが登場するのがポイントだ。

リュウタロス編

 お姉ちゃんと対面して机に隠れるリュウタロスに萌えすぎるwwwww
 ちょ、これは反則だろうっ! 愛理は好きだけど、いざ対面すると照れてしまって隠れちゃうリュウタロスが可愛すぎるw
 お弁当食べたりとか、もはや最萌えと言ってもいいかも知れない。

紅音也編

 出番が一瞬過ぎる上、しょーもないwwww
 これで「俺の映画」は言いすぎだよッ!!

CG戦闘

 ネガタロスのネガデンライナー相手に、デンライナーとゼロライナーがピンチ! しかしそこに現れたのは、キバとキャッスルドランだった!
 キャ、キャッスルドランかっこいーーーーーー!!! 
 その上、時間移動してるし……ッ! このドラゴン何でもあり過ぎるwww
 このCG戦闘は、ネガデンライナーギガンデスを積んでるインパクトなども相まってレベルの高いものになっていて素直に興奮。

刑事は続くよどこまでも

 ネガタロスから予備のパスを奪い返し、その役目も終わったはずのデンライナー署。しかし、まだまだ刑事は終わっていなかった! かっこいいから、そのそんな理由でクライマックスな刑事ライフはまだまだ続く! 続いちゃうの!?

劇場版 仮面ライダーキバ予告

 劇場版『キバ』の予告が、最後の最後に!
 渡が、ファンガイアとしての本能目覚めたように人間の血を吸い始める。そして、音也にはゆりの死が……。と、かーなーり気になる展開になりそうだ。今から楽しみっ。