GP-08「最高ノキセキ」

 街にボーリングバンキが現れた。エンジンオーガンバルオーで戦おうとするが、スピードル達はスプレーバンキの錆のせいで元の姿に戻る事ができず、キャリゲーターはチャージ中。それを計算し、ガイアーク三大臣、ヨゴシュタイン、キタネイダス、ケガレシアが現れた。五人は三大臣に破れ撤退する。
 ボーリングバンキを倒すため、スピードル達の錆を取ろうとする三人。しかし早輔だけはそんな地道な作業を嫌い、一人で飛び出していってしまう。



 何だかんだ言ってたら視聴できた……。そんなわけで感想を。
 以下感想。

最高の奇跡

 レーサー時代からこれまで、たった一人で奇跡を起こしていたと思っていた早輔。しかしその裏では、早輔の無茶を支えるスタッフのサポートがあった。そして今も自分一人ではない。相棒である 炎神が、スピードルがいた。
 本当に最高の奇跡は、ご都合主義の涙ではなく、早輔とスピードルが出会えた事だった!
 これが本当に、この『ゴーオンジャー』と言う作品のすごいところ! 人間と炎神の絆、出会いそのものが「奇跡」。楽しくてノリがよくて何も考えずに見れる作品だけど、だからこそ伝わるメッセージは強烈。
 ヒーローを決めるのは装備ではなく心。奇跡は最後に起こるものではなく、最初に起こっているもの。それを『ゴーオンジャー』は描いている。

真夏竜

 メイン五人が若いせいか、年のいったベテランが入るとやはり違う。
 特に早口で滑舌があまりよくない早輔に対して、氏のゆっくりとしたセリフ回しはきちんと広い視野で早輔の奇跡の勘違いを指摘している事を示す。しかもそれが嫌味じゃないんだから凄い。

頭いいなガイアーク

三大臣

 今回の作戦は、巨大炎神が戦えない状態を知った上での作戦。意外とガイアークも頭がいい。さすが大臣と言うだけある(笑)。三人共同でバリアを張ったりと、戦闘能力の高さも見せる。

ボーリングバンキ

 最後の「ストライク〜」は、「ボーリング」とかけたんだろうなぁw

名乗り上げ

 人間と炎神、互いの絆を見せた今回は一味違う! 何とロボに乗ったまま、ゴーオンジャーと炎神が共に名乗り上げ! まさに二種族の絆、それこそが本当に強いのだと見せつける。
 ゴーオンジャーの名乗りが短いのは、炎神達のもあるせいなのか(笑)

次回は

 早輝と範人。そう言えば、この組み合わせはまだだったかー。