『灼眼のシャナII』第3話「疑惑の転校生」

 転校してきた少女・近衛史菜。即座に封絶を張り確かめるシャナだったが、ひとまずその矛先を収める。
 しかし、ヘカテーに瓜二つの容貌と、悠二の存在などから疑いを完全に捨て切れないシャナが選んだ方法は……?




 あまりにヘカテーに似ている転校生・史菜。
 彼女がヘカテーなのか? それとも他人の空似なのか? と言うのが第二期において物語を牽引する謎である事は確か。
 そんな重大な謎を秘めたキャラクターの登場編と言う事で、ガンガンきてますよ(何がだ)!
 人に世話をしてもらう事に慣れきった態度。机には敷物。吉田さんの話の途中で寝てしまい、鳥を追ってふらふら境内へ……。
 過剰なお嬢様系と思いきや、悠二の席の隣を有無を言わさず強奪し、裾を掴んで悠二にアピールすると言う強かな(天然?)一面も。おかげでシャナと吉田さんに嫉妬オーラがッ。
 シャナは徒の気配を感じ取れるようになった悠二の成長を評価。
 吉田さんはカムシンから貰った宝具によって、封絶の中でも動けるようになり、また悠二の危険な立場を改めて理解。
 二人がさらに悠二に対して重いを寄せてるが故に第三者接触が重い。
 マージョリーの自在法によるチェックと、怪我をして血を流す事からとりあえずシロとなった史菜と、「あの」ベルペオルの意味深な態度からすれば、あまりに灰色。
 何らかの宝具の力で、ヘカテーが人間になっている、と言うのが真っ先に考えつく方法ですけど。
 まぁ、今の[仮装舞踏会]には教授もついているので、何でもアリと言えばアリなんですけど(笑)。




 今回、シャナによる史菜の疑惑確認と人間と徒の「血の出し方の違い」のためだけに登場したカシャ。
 愛染兄妹のように知識の足りない若い徒だったようですが、炎髪灼眼の討ち手を目の前にしても気がつかない、とりあえず愛称「ダメホスト」みたいな奴でした……合掌。
 公式HPにはメアが

「殺し屋」と呼ばれる強大な“紅世の王”から得た情報を基に、『零時迷子』を狙って御崎市にやってきた。

とあるので(「殺し屋」=サブラク)、彼もそんな情報に踊らされてやってきた雑魚の一人だったのかも知れません。
 ……や、ただのかませ犬か(ぇ)。