『仮面ライダーカブト』「第38話」
正直、何をどう言っていいのか分からないんですが。分かるところだけ。
学校の謎は、やはりワームが原因。
過去の栄光にすがる理事長がワームに子どもを売り、優秀な成績を残させ学校の名誉を守ろうとしていたのだった。
それを総司が
「子どもの願いは未来の現実。それを笑う大人は、もはや大人ではない」
と弾劾するのはよかったのです。
まさに時の流れを司る総司には相応しいセリフだと舌を巻いた直後に、パーフェクトゼクターでザビーゼクター、ドレイクゼクター、サソードゼクターの強制徴収!
本人が悪いとは言え、力に拠って立たなきゃ何もできない影山から奪ったザビーゼクター。
ゴンが納得しているとは言え、とってこさせたドレイクゼクター。
神代なんてワームがいる目の前で変身解除。
そんなゼクターの寄せ集めの武器を持って、
「絆とは決して断ち切る事のできない深い繋がり! 例え離れていても心と心が繋がってる!」
って、それ何て笑い話?
いい加減、過剰な主人公優遇はいかがなものかと。しっかり神代が怒ってくれたのがせめてもの救い。
しかしその直後にハイパーゼクターが勝手に時間移動しちゃうのだから、総司は結局ゼクターに翻弄されているような印象すら受ける。なまじ誰より強いだけに、それも一際。
大体パワーアップすると言うなら、ちょっとはマイメロを見習えッ(それもどうかと)!
と言うかこの学校の怪談編って、パーフェクトゼクターの登場のためだけ?
以下箇条書き。
- 元甲子園球児
実は甲子園の土を踏んでいた設定を忘れられてなかった新。エースピッチャー相手にバットをぶんぶん振り回すも、当然アウト。あぁ、キミよどこにいく。
しっかり応援してるガタックゼクターが凄いツンデレ風味(ヲイ)。
- 地獄兄弟
中途半端な影山と、堕ちきった矢車さん。矢車さん、「羨ましいなぁ」みたいなセリフが冗談抜きでシャレになりません。重い、重いよその一言!
ハイパーゼクターに連れられ、総司、一瞬だけひよりのいる時空間に。 誰かに手を引かれているようで、そいつが鉄仮面の総司?
- プレシャスパワー
ああっ総司が段々ズバーンに毒されてる(笑)! それにしても新よ、お前はほんとに親和性が高いと言うか何と言うか。
次回は久々に大介登場!