『SDガンダム三国伝Brave Battle Warriors』第二十三話「天と地」

 以下感想。

新キャラ登場?

 三璃紗勢力図に、またさらっと見た事の無いキャラがー! ガンダム系のデザインとあの位置から考えると、コミックスでは名前だけだった劉表かな?

「俺達、何しに来たんだっけ?」

 視聴者への説明のためとはいえ、張飛の頭がとても残念な事に……!
 短慮なキャラクターを配して視聴者への説明をしたり、敵との区別をつけたりするのは、当然で、『三国伝』のような短い時間の番組ならなおさらだが、それにしても二度も言わせるのは……w

劉備の目的

 袁術の暴走を止めるべく、兄である袁紹に説得を求めにやって来た劉備。何と言うか、劉備しては凄くまともだ(ヲイコラチョットマテ)!
 劉備も徐州での領主経験と敗残が、戦略的な行動をとらせたのか。

集う袁紹軍武将達

 顔良文醜田豊、沮授と、続々と登場する袁紹軍の武将達。弟である袁術と合わせると、ずいぶんにぎやかになって来た。
 これで張郃が登場すれば完璧なのだが、それはまた、時系列的にもう少し後(三クール?)になってからか?

天と地

 劉備の説得要請を、しかし袁紹は一蹴する。天が一つであるように、三璃紗の地もまた一つ。故に支配者も一人あるべきと説き、自分以外の国はすべて滅ぼす事が乱世の定めと言い放つ。
 戦国の世にあっては、もはや袁術とは兄弟では無いとまで言い、劉備は追い返されてしまうのだった。
 しかしそれも袁紹の策の一つ。玉璽に支配された袁術を餌とし、曹操孫策との三つ巴を狙い、弱った所を攻撃する。三虎共食の計なる軍略だったのだ。
 三璃紗最大勢力でありながらこの抜け目の無さが、袁紹の性格の悪い所と言うか、武将としての実力か。この様子だと、三クールは袁術から玉璽を奪った袁紹が当面の敵となりそうだ。

孔明との再会

 袁紹に追い返され、失意の劉備。もう最後の手段も失い、実力で止めようにも兵力が足りない。もはや二進も三進も行かない……と、そんな劉備の前に現れたのが孔明
 孔明劉備に、背負っているものを思い出させ、その旅立ちを見送るのだった。これで劉備孔明の出会いは二度目。次で、三回目と言う事で、三顧の礼で仲間入りか……?

戦乱の嵐

 たった三人でも、袁術を止める! 相変わらずの無茶に、しかし奮い立つ桃園義兄弟。
 軍を挙げる曹操孫策。次回から、二クールもクライマックスの戦いが始まる!