『SDガンダム三国伝Brave Battle Warriors』第十六話「戦慄の幻影」

第一感想

 呂布復活! 呂布隊復活!
 第二部にまさかの呂布隊復活で、ますます盛り上がってきた『三国伝』!
 コミックス版では風雲豪傑編から英雄激突編の最終巻以降一切の出番が無かった呂布がまさか部隊を率いて復活とは……。復活して修羅と化した呂布。その活躍が楽しみ過ぎる。
 以下感想。

徐晃のその後

 李儒を斬って曹操に投降……では無く、城から落とされて見せ場の一つを失った徐晃。その後ちゃんと曹操にスカウトされ、今や曹操軍の一人として働いている様子。
 よかった……ちゃんと徐晃も生きていたんだね(涙)。
 三璃紗統一のため、強い力を求める曹操。強い力=天玉鎧を連想する夏候兄弟に対し、その力を間近で見た者として警告を促す徐晃。扱いの悪さが、降将の扱いを表している。

郭嘉登場

 公式サイトではすっかりネタキャラだった郭嘉だが、アニメ版では目茶目茶凛々しい……! こりゃネタキャラ化する事は、アニメでは無さそうだ。
 そんな郭嘉司馬懿の話題は、三候の魂を継ぐ者の話題に。
 龍帝の魂を継ぐ者は、龍帝剣を持つ劉備。虎暁の魂を継ぐ者は、虎錠刀を持つ孫策。それでは、残りの一人、雀瞬の魂を継ぐ者は、天玉鎧を発動させた呂布なのか?
 しかし、呂布が発動させた天玉鎧の姿は、龍・鳳凰・虎、その三つの姿どれでも無い玄武であった。神話に語られる事の無かった四人目が存在する?
 等等、コミックスでは語られ無かった神話ネタがチラホラ。司馬懿が今のところ綺麗なキャラなだけに、どうなるのか、気になる所。

復活! 戦慄の暴将

 呂布、雄々しくここに復活!
 玉璽も天玉鎧も、自らの魂を震わせないものだとあっさり捨て去り、曹操との戦いに身を投じる姿がいつもの呂布過ぎて安心。
 しかし天玉鎧を発動させた事でか、さらりその力を増した呂布。新たな必殺技・暴風激烈斬があからさまに自然を操っている辺り、玉璽効果がうかがえる。
 ところで、赤兎馬はちゃんと生き残っているのか、気になる。

復活! 呂布

 呂布に続いて、貂蝉張遼、高順、陳宮の四人も登場! 呂布隊全員生存だッ!
 呂布隊の命は呂布の物。呂布ある限り我等は死なぬ、の言葉も頼もしく、三璃紗統一と言う大望を持つ三英傑とはまったく対照的な生き方ながら、そこがやはり彼らの魅力。
 そして彼らが董卓に続き仕えるのは、何とあの袁術! よりによってソイツに渡すのかよ! と言わんばかりの武将セレクト。明らかに、戦になりそうな奴を狙っているな!

太陽を背負う侠

 呂布の強さを目の当たりにしつつも、決して折れぬ挫けぬが曹操の生き様。
 その人を引き付ける圧倒的なカリスマは、宝具を持たぬ三候に他ならない。アニメで最も呂布と戦う機会が多いのもうなずける。

次回は

 江東組は太史慈登場! コミックスでははしょられたあのエピソードがアニメでお目見え!