epic 22「オーバー・ザ・レインボー」
第一感想
……頭にいるゴセイナイトと、コクピットにいるグランディオンヘッダーは別物なん(ぇー)?
何故だかそんな所にばっかり目が行く自分が嫌過ぎる。デザインとか設定的には、ピッタリで、アレ意外考えられないとすら思うのに。
以下感想。
倒れる二人
ネッシーのウオボ渦に影を取られ、倒れるカップル。
子どもがぶつかって、慌てて謝ったら物も言わずカップルが倒れる……。相変わらず、幽魔獣編は犠牲者のやられ方が怖いぜ! でもちょっとウオボ渦にエールを送ってしまったのは内緒だ(コラ)。
一万年前の因縁
ウオボ渦の犯行を知り、因縁を感じるゴセイナイト。ゴセイナイトが一万年前、敗れた相手がコイツだったのだ。
それはウオボ渦も同様で、「かつて倒した獅子のヘッダー」と覚えていた様子。どうでもいいが、「獅子のヘッダー」って言い方がかっこいいなあ(ほんとどうでもいい)。
ところで、「かつての私では無い」とばかりにウオボ渦と戦うゴセイナイト。いや、そりゃまあ、姿思いっきり変わっちゃってるけどね。
武レドランのトゲ
ウォースター編でもそうだったように、幽魔獣編でも、どこか妖しい武レドラン。
筋グゴンに「新しい舎弟」呼ばわりされているものの、独自に情報収集をしてウオボ渦を知っていたり、幽魔獣の中では大物のはずのウオボ渦には知られていなかったりと、組織に馴染んでおらず、再び裏切りそうな予感。
やっぱりネーミングの元になったのが『ブレードランナー』なだけに、隠しネタがありそうな……?
ゴセイナイトは……
五人が力を合わせて、仲間を護りながら戦うアラタ達の戦いを非難するゴセイナイト。しかしそれも護星天使と言う存在を強く気にしているからこそで、ゴセイナイトはゴセイジャーを巻き込んでまでウオボ渦を倒す事は出来ないのだった。
超進化してもそこは元ヘッダーと言う事か。と言うか、かつての護星天使達はどれだけ完璧超人……じゃなくて、完璧護星天使だったんだ。夢の中のキュアムーンライト並にゴセイナイトから尊敬されているぞ!
ゴセイジャー、作戦失敗!
影を奪うウオボ渦に対し、ランディック、シーイック、スカイック各属性の天装術を使って陽の光を遮ろうとしたアラタ達。しかしそんな作戦も空しく、ウオボ渦の力技一発で終了!
な、何と言う強さ……と言うか、現在の護星天使の立つ瀬が無さ過ぎる……(涙)!
信じる力
あっさり作戦は破られ、ゴセイナイトはウオボ渦にやられているが、ゴセイジャーは五人の力を合わせて戦い続ける。
しかし力及ばず影を奪われてしまう。……しかし、それこそアラタ達の作戦だった! ウオボ渦が影を奪うその一瞬のスキをゴセイナイトに狙わせ、一気にゴセイナイトのターンに!
それが作戦だったのかー!? と見ていてビックリしたシーン。そうか、「五人の力を合わせて戦う」その言葉自体が、ゴセイナイトから敵の目を逸らす為の作戦だったのね……!
って、何だかそういう物の見方をすると、アラタ達がちょっと汚い思考回路をした護星天使に見えてしまうが、まあいいか(笑)。
ネッシーのウオボ渦
膜イン自ら声をかけに来た幽魔獣。
UMAの中でも有名どころの存在だけに、その強さは折り紙つき。影を奪うと言う特殊能力もさる事ながら、戦闘能力自体も大したもの。
しかし、コイツのどこがネッシーなんだろう? と思ったら、どうやら湖などで眠る(潜伏する?)時には、姿形が、首長竜のような姿に変わる事が出来るらしい。便利だな幽魔獣。そして、これでツチノコのト稀ヅが巨大化した時、姿が変わったのにも説明がつく。ちくしょう、スキだらけのようで案外スキが無いぜ『ゴセイジャー』!
そんなウオボ渦だが、疑問が一つ。コイツの能力を鑑みるに、太陽の下に出るのが大好きなタイプ。こいつがUMAの元ネタとして振る舞うための慎ましやかさが存在しない。大量に人間の影を奪って、すぐにでも姿が露見する奴なんじゃないだろうか?
とか思っていたら、公式HPの趣味の欄で納得した。
趣味/気まぐれにヒトの写真に写ってやること
お前、ワザとかよ(笑)!
グランドゴセイグレート
ゴセイグレートとゴセイグランドがデュアルコンバインして誕生したのがグランドゴセイグレート。ハイパーゴセイグレートとは違い、いわゆるまともな合体ロボだった(どういう意味だよ)。
個人的に秀逸だと思うのがコクピットで、五人の後ろにグランディオンヘッダーがレリーフよろしくいるのがヨシ! ちゃんとコクピットに六人いるわけだ。
でもそうなると、頭部には……? いや、難しい事はこの際考えない。「巨大化している時、どうやってカード天装してんの?」って聞くのと一緒だし。
そう言えば、これで頭部のバリエーションがまた一つ増えた事に。六人と共に一つになる時は、足を開いて……いや、何だか卑猥な物言いしているような気がする!?
武装の槍も各ブラザーを取り換える事で各属性攻撃が可能。基本がランディックなのは、グランディオンがランディックだからかな?
オーバー・ザ・レインボー
ウオボ渦を倒す為には、陽の光を遮るしか無かった。天装術や逆さ坊主など、結局、自分達の実力以外のものに頼るしか無かった。
しかし、ゴセイジャーとゴセイナイトが力を合わせる事で、それを待たずに倒す事が出来た。両者が力を合わせれば、どんな困難でも打ち破る事が出来る。雨の後の虹は、その証明でご褒美である。
……と言う事で、一つ。
次回は
ハイドが一人暑苦しそうな予感ー(笑)!