原作/瑳川竜 漫画/栗原仁『ウルトラマン超闘士激伝(3)』
- 作者: 瑳川 竜,円谷プロ,栗原 仁
- 出版社/メーカー: 復刊ドットコム
- 発売日: 2010/04/24
- メディア: コミック
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ヤプール大戦が終結し、初の単行本化となるゴーデス編がスタート!
以下感想。
マザロン復活!
超獣の怨霊が集合したジャンボキング。その主導権を奪ったのが、マンが死ぬ原因を作ったマザロンだった!
正体を現した状態がデフォルトとなり、最悪の性格をした最悪の超獣として再びウルトラ戦士達の前に現れる!
タロウとメフィラスをヤプールの所に行かせたので、戦うのはセブン、エース、エースキラー、ゼットンの四人。十秒で倒すと豪語しておきながら、四人の粘りとセブンの知力。そして何より、隠していた自分にエネルギーを供給するスフィンクスの存在を、自分でバラしてしまった事が最大の敗因。
そして最後はちっぽけな怨霊状態で潰されて……。最後の最後まで、マザロンはマザロンでした。
あっと言う間に終わったメフィラスさん
味気なさすぎですメフィラスさん……(涙)!
ヤプール、その変化
これは……何と言うフリーザ……(それを言うな)!
第一形態→第二形態→第三形態と経て、最後には真の姿を荒らしたヤプール。
その真の姿は、ウルトラ一族同様、人類に似た種族が超進化した種族(と推定されている)。そのデザインも、多くがウルトラ一族との類似性がある。
しかし、ウルトラ一族が人工太陽の力で進化したのに対し、ヤプールの進化は、ヤプールの故郷のゆがんだ次元エネルギー、との事。
ウルトラ一族のライバル、と言えば、最近はエンペラ星人、レイブラッド星人、ベリアルと色々登場したが、そのどれとも違う解釈の違いが面白い。
光に対する闇、と言うのがエンペラ星人達の属性だが、このヤプールはウルトラ一族が持つ思いやりや優しさの心に対するライバルキャラになっている所が。
コスモミラクル光線
銀河伝説の超破壊光線……!
これをやるために、タロウが主役だったのか……!
破壊光線でありながら、何一つ悲しみを生み出さずに二つの宇宙を救ったタロウはまさに第二の主人公。
第三回銀河最強武闘会開催!!
しかし、今回の戦いにも悪の影が……。
第一回大会はメフィラスが。第二回大会はヤプールが。そして第三回大会はゴーデスが……。
あの、もういい加減大会開催するの止めたら……(ヲイ)?
ウルトラマンパワード!!
別名、下痢をしてやつれた初代ウルトラマンw
パワード流拳法なる対ゴーデス用の格闘技を研鑽していたパワードだが、そのキャラクターが、そこはかとなく、東洋文化を誤解したアメリカ人のように見えて困るw
ところで、
「神に代わってお仕置きだッ!」
は、やっぱりセーラー服美少女戦士のオマージュなんでしょうか?
蘇ったウルトラマン
掟破りのコスプレー(笑)!
何その本物が着ぐるみ着ました、みたいな反則技wwww
そして「うっびょ〜ん!!」
そんな真面目なマンにとって拷問な展開を乗り切って、新たな武装を手に大活躍! タロウにとっての角と同じ役割を果たすウルトラクラウンを装備し、タロウ同様常時超闘士化する事が可能に!
二人の超闘士が並び立つその姿に燃え滾るのは、まさに少年漫画のお約束……!
ゴーデス
第三部の敵役となるゴーデス。別名、ウルトラマンG(ゴーデス)。
ウルトラマングレートの体を乗っ取り、ゴーデス細胞であらゆる生命体のエネルギーを吸収する、この宇宙の絶対悪とまで自称する恐るべき相手。
邪生鋼を生み出し、ゴーデス五人衆を作り上げるなど、組織作りにも抜かりはな無し。
ところでコイツのゴーデス細胞だが、とても嫌なデザインで、嫌過ぎて逆に印象に残るのが不思議w
好きな怪獣ベスト5
いや、マグマ星人は確かにかっこいいデザインだと思うが、さすがにそれで外は歩けません(ヲイ)。
セブン家の人々
赤ん坊ゼロに胸キュンッッッッ!!!! むふー、このアプローチは想定外だったぜ……! 映画での不良キャラを念頭に置いてから見ると、ますます破壊力アップ!
で、セブンガーをフォローしようとすればするほど逆にジャックをディスる事になるとは……。難しいね、セブン「ダ」ー!