第37話「来訪者X/約束の橋」
第一感想
イナゴで、ホッパーだと……?!
何か色々他にあった気はしたが、とりあえずそこだけ妙に気になった(笑)。
それにしても、役名が「イナゴの女」って酷いw
以下感想。
鳴海探偵事務所のHP
確かに、ハードボイルドの空気には合わないHP。
しかし、亜樹子的には売上アップのために必須の様子。そんなに、この事務所の財政は危ないのか……。
「情報戦を制した者が勝つ」何て事を亜樹子が言っていたが、ミュージアムがまさにそれを地で行っているのが皮肉だ。
ミュージアムの計画
少なくとも一〇年前から始まったミュージアムの計画も、ついに最終段階が始まったらしい。
霧彦が死に、冴子が裏切り、寂しくなった食卓だが、ミュージアムの……と言うより、園咲パパの計画は留まる事を知らない。
少なくとも、その契機となったのがエクストリームメモリの覚醒だったんだろうなあ。
財団X
何だろう、その『ゴジラファイナルウォーズ』みたいな名前の組織(どんな偏見だよ!)。
ミュージアムがガイアメモリの流通や開発を取り仕切る所なら、財団Xはそのために必要な人材や設備を用意する、と言ったところだろうか。これが本家ライダー世界なら、政府辺りとつながっていそうだが、『W』の場合はどうだろう?
逃亡者・冴子
井坂先生との反乱が失敗し、組織から追われる身となった冴子。
いくら強力なタブーメモリの所有者である冴子であったも、組織力を前にしては敗北するしかない。
ひっきりなしにマスカレイド達に追われ、治療もままならない。復讐を誓っても、ミックに追われ、ついにはタブーメモリを失って海ポチャ……。
散々過ぎる冴子だが、そこに現れるのは謎の男。霧彦、井坂先生に引き続き、冴子の前にはこういう男が側に現れる、と言う事なのか。この男の正体は果たして?
イナゴの女
だから、役名が酷いw
ミュージアムに所属する処刑人である彼女。ちなみにもう一人はミックだそうです。人じゃなーい(笑)!
ゴスロリドレスにイナゴの佃煮と、とかく強烈なインパクトを残す彼女だが、何より強烈なのはその足技! ドーパントにもなっていないのに強過ぎる! 目茶目茶綺麗に足が上がってる……! そして何そのバチバチ言ってるブーツwwww
最初の被害者がウォッチャマンってのもまた予想外で。ちくしょう、羨ましいなウォッチャマン(違)!
そんな彼女が使用するメモリはホッパー。変身前同様、足技を多用したアクションが統一感があって印象的。
そして、「悪の組織に所属する」「バッタの改造人間」と言う事で、初代ライダーを強く意識された設定も素敵だ。ライダーと言うか、ショッカーライダー的な扱い?
って、まんまポジションがが地獄兄貴です。どうもありがとうございました。
今週の照井竜
トライアルになる暇も無く、ホッパーにやられた竜が可哀想過ぎる……!
引き立て役に回った時の竜は、毎回散々すぎやしないか。
約束の橋で
冴子に代わり組織をまとめる事になった若菜。だが、そんな簡単にはい、やりますと言えるはずも無い。そこで嘘をつき、フィリップを呼び出し、相談をするのだった。
そこでフィリップも、かねてよりの疑問(と言うか半ば確信していた事実)をぶつける。若菜がガイアメモリ流通に関わっているのではないか? と。
互いに顔を突き合わせては本音を話せないが、電話越しでなら話をする事が出来る。本音も言えるし、冗談だって言う事が出来る。
二人の微妙な関係性が出たシーンだが、若菜とフィリップでは、一つ決定的にすれ違ってしまう事が一つ。
若菜は最悪、逃げ出せるが、フィリップは逃げ出せない。ビギンズナイトの償いは、まだ終わっていない。そして若菜も、おそらく逃げ出せない。
悲劇のカップルとなるか、あるいは……。
本当の敵
シュラウドから伝えられ、本当の依頼人であった山城が明かした本当の敵=園咲家の存在がついにオープンに。
息巻く翔太郎達だが、若菜を知るフィリップは内心複雑。
そのフィリップも、地球の本棚の情報をロックされ、家族の記憶を消された事が明らかになった。フィリップの謎にも、ついに肉薄していく予感である。
次回は
すれ違うフィリップと若菜の運命は!? って、亜樹子の言っている事はもっともだけど、そこでお邪魔虫になっちゃダメええええ!