第35話「Rの彼方に/やがて怪物と言う名の雨」
第一感想
ガンナーA、何でお前がそこにいる！？
さも当たり前のようにリボルギャリーに搭載されている姿にひっくり返るかと思った。確かにハードボイルダーとも換装可能らしいが、あれは玩具だけのギミックかと思ってた……。
まあ、ガンナーAはアクセル専用装備にして、換装システム四号機らしいので、アリと言えばアリなんだけど……。それにしても、何でいきなりw
竜の復讐心が無くなってきて利用価値が無くなって来たから……とも考えられるが。
以下感想。
ハーフボイルド
子ども達から依頼を、依頼料抜きで引き受ける翔太郎。翔太郎、ああいうの、やりたかったのか。言いたかったのか。と、思わず訊きたくなる姿である(笑)。
反逆の狼煙
井坂/冴子両名は園咲パパへの反逆を狙っていたが、ここにきてついに動きが！
そのきっかけは、園咲パパが保管していたメモリが無くなった事から始まった。井坂先生、よりにもよってその始め方は最悪ですッッッ。
盗まないで！ あなた今、一応居候の身分なんですからー！
冴子に注意されても、「覚悟はできているか？」と逆に冴子の狼狽を嘲笑う始末。まったく反省の色が無い！
最近、ダブルのパワーアップやストーリーの展開に押されていたが、久々に井坂先生の怪物的な側面が濃くなってきた。
ダブル、アクセル対ウェザー・ドーパント
恐怖に脅える凪の前に現れたウェザー・ドーパント。
凪に妹を重ねるアクセルと、元気にして欲しいと依頼された対象である彼女を守らんとするダブルだったが、やはりウェザーは強かった！
気象操作能力をフルに発揮して、ダブルの周りだけ雨。アクセルの周りだけ雷雲等等、圧倒的な能力を発揮した。
やっぱり、ウェザーは強い……！ と再確認させられた1シーン。
一〇年前の出会い
後に「恐怖の帝王」と呼ばれる園咲パパと、「ガイアメモリが生んだ突然変異の化物」等と呼ばれる事になる井坂先生。実はこの二人、一〇年前に一度だけ出会っていた。
生きる意味を探し疲れて絶望していた井坂先生は、園咲パパ＝テラー・ドーパントの殺人場面に遭遇。その圧倒的な力を目の当たりにした井坂先生は、ガイアメモリの力に魅せられ、以後怪物としての人生を歩む事になる。その最終的な目的は……何と、園咲パパの持つテラーメモリ！
一視聴者からすれば、絶叫ものの野望に恐怖するばかり。
園咲パパの実力は圧倒的で、それを知りつつその力を手にするために人々を利用し、自分の身すら削る井坂先生の狂気にはもう絶句する他無い。
凪に恐怖を与える事で生体コネクタを成長させる、と言う方法を取る辺り、どれだけこの出会いが大きかったのかうかがい知る事が出来る。、
だと言うのに、「やっと本音が聞けた」とか言って喜ぶ冴子も怖いよ！ 恐ろしいよ！ それがストーリーの展開によってはあっさり掌返しそうだから、さらに怖いよ！
生体コネクタ
井坂先生に恐怖を与えられる事で、凄い事になっている生体コネクタ。
受け皿である凪の生体コネクタを成長させる事で、よりガイアメモリの能力を引き出す事を目的にしているようだ。
アンチドライバー主義者なだけに、ガイアメモリ本体に加え、ユーザーの体質。さらには生体コネクタまでと、実験の範囲が広すぎる……！
スパイ・ミック
今週は、妙に意味深に映っていたミック。
食事中のテーブル、そして、冴子と井坂が二人きりでいる所で……。まさかスパイ行動中？ 意外とミックは有能なので安心だが、それでもそこにいちゃ駄目ミック！ 井坂先生に食べられちゃうよ！
ケルァルコアトルス・メモリ(複製)
恐らく、井坂先生が園咲パパの所から盗み出したメモリがコイツ。通常のメモリとは意匠が違う所に、特別感がうかがえる。
コネクタ処置もしていない鳥にさせたり、いきなり巨大化したりと、とんでもないメモリである事は確か。
この力を制御する事が出来れば、確かに園咲パパに対抗できるかも……と、考えない事も無い。しかし園咲パパが流通させずに保管していた、と言う事は何らかの問題があるメモリである事は確実なので……。そこが強味でもあり、弱味にもなりそうな予感。
CJX・マキシマムドライブ
メモリを挿す動作が省略されて、よりスピーディに。
何より、盾をガンナーAに発射させてそれに乗り、空中移動する、等と随分無茶もやってくれた。さすが地球を手にしただけある(笑)。
竜・特訓開始
とりあえず、お前達はどこまで歩く気だ(笑)。
シュラウドに新たな力を求める竜だが、シュラウドには「復讐心が無くなった」と要請を拒否。しかし「まだ復讐心は消えていない」と言い返し、連れてこられたのがモトクロスのサーキット。
何も説明せず、とりあえず走らせようとするシュラウドからは、おやっさんが生きていた頃と同じ匂いがするwww
次回は
アクセルトライアル登場！ 竜と井坂先生の因縁に決着が！？ そして冴子がついに反逆！ と見逃せないエピソードになりそう！
