第50話「奇跡をおこせ 青き珠」
第一感想
青き珠、奇跡起こし過ぎィイイイイイイイイイッッッ!!!
でも良かった奇跡起こってッッ!!!
ピンチの次に仲間が現れて、それ以上のピンチが起こってまた仲間が助けに現れて、の連続コンボにハートキャッチされまくってしまった。こ、これがシリーズ構成マジック!?
以下感想。
第二の太陽
突如現れた第二の太陽。その正体は何とドンカエン。何かドンカエン自身も「ここまで出来るとは思わなかった」みたいな言い方してるのがアレだが(笑)。
って言うか、ジョウカエンの時もそうだったが、そこ、宇宙空間ですよ!? 空気ありませんよ!? どうやって燃えてるんですか!?
なんてツッコミは、野暮の極みだからもういいや。多分、あれだ。憎しみの力で燃えてるんだろう。言ってみてなんだが、全然冗談になってねえっ! ファイアーフェニックスの主砲でも無理な熱量って、どんな憎しみ!?
それぞれに青き珠を
ひょんな事から石板に新たな記述が発見。勇者には仲間がいて、青き珠を仲間に託していた事を知り、タツヤは重傷を負った四人の仲間に青き珠を託す。
一番重傷を負い、死の淵にあるユウマ。本当の兄貴みたいに思っていた彼には、「信」の青き珠を。
本当に尊敬できる、清らかな心の持ち主であるリツカには「清」の青き珠を。
ツンデレ(まとめるなよ)なツバサには「愛」の青き珠を。
弟分だと思っているジュンには「喜」の青き珠を。
そして、自分自身は「友」の青き珠を手に、四人が不在の間、すべての超火災を爆鎮すると誓い、現場に出場していく。
いまいちけじめが足りなかったように見えるタツヤだったが、なるほど、タツヤはレスキューファイアーの事を、職場、と言うより、家庭。そして同僚の事を家族、と思っていたのかも知れない。
ユウマが兄貴で、ジュンが弟分なら、リツカは姉で、ツバサは……。……同い年の従兄(何その微妙な選択)? もちろん隊長は父親です(笑)。
しかし、ツバサに「愛」の青き珠を渡すって、それどんな皮肉? とか思ってしまった自分はもう駄目なのかも知れない。
たった一人のレスキューファイアー
怪我戦う四人と心は共に。とは言え、現状、出場できるのはタツヤのみ。
そこで、オペレーターを大河隊長に。タツヤとガイアレオン、エクスドラゴン、そしてQスケ達、AI組に指示を出しつつのレスキューが始まる。
ガイアレオンの体内への被災者収納。エクスドラゴンロボ大活躍。Qスケの操縦等、『レスキューフォース』で登場したAI組が、『レスキューファイアー』で大活躍!
AIメカが主力ビークルとして配備されているレスキューファイアーならではのレスキュー光景だった。マール達も、これでちょっとは大きな顔が出来そうです(笑)。
駆け付ける仲間達
たった一人でレスキューを続けるファイアー1=タツヤ。いくら体力馬鹿とは言え、一人では肉体的にも、そして精神的にも、物理的に負担が大きすぎるのが道理。
相次ぐ窮地に駆け付ける、リツカ、ツバサ、ジュン。
そして、圧倒的ピンチの前に駆け付けたのが、ファイアー2のユウマ!
駆け巡る走馬灯の中の「みんな」の中にさらっとジョウカエンがいたのも感動だったのに、あんなオイシイ所で出て来やがってー! リアルで歓喜のあまり絶叫したユウマの復活劇! さすがユウマ、ツバサも目じゃない愛の戦士ぶり!
……でも、あの怪我の後でドーザードラゴンの上から飛び降りるのは危険すぎます! 死の淵、あんなに近かったんですよ!?
現実
レスキューファイアーの隊員達が復活し、一致団結して日本の超火災を爆鎮したのも現実なら、海面上昇のせいで水没した地域があったのも現実。
あそこまで持ち上げといて、たった一言で現実に戻す。おのれ、これがベテランの業か……ッッ。
レスキューファイアー、宇宙へ
もはや一刻の猶予もならず、爆鎮完了の勢いのまま七体合体。そのまま宇宙へ向かうのだった。
決戦は、第三クールに続き再び宇宙! 予告でも激闘の予感!