『SDガンダム三国伝Brave Battle Warriors』第一話「英雄登場」
第一感想
ついに『三国伝』がアニメに登場ッ! 我らがホンタイが動いたり飛んだり跳ねたりしている姿に感動すら覚える。
もちろん、劇場版も観に行って参りました。だって敵役の胡軫の声優さんが力ちゃんこと小山力也さんだものッ(またかい)!
ところでアニメ『三国伝』で何が一番衝撃的だったかと言うと、ゴーグルアイの牛だったり(笑)。
以下感想。
ストーリー
一五分と言う短い尺ながら、三璃紗の現状と、劉備の旅立ちまでをしっかり描けている所が好感触。最初の三侯の下りや竹簡の描写、そして全体的なストーリー等は、コミックス版『風雲豪傑編』から取られている様子。
アニメは、コミックワールドではなく、コミックス準拠に展開していくのかしら。
各地で立ち上がる若者達
公孫瓚の兄貴から語られるのは、劉備と共に立つ二人の侠、曹操、孫権。
しかし、この二人が「若者」として語られるのは少々違和感が。曹操はすでに紅蓮の覇将軍だし、孫権なんか孫一族の中の戦に対して消極的な方だし……。
いや、アニメ版では設定も違うし、劉備達の義兄弟結成と曹操達との出会いまで間があるから、別にいいのか。
盧植先生の死
コミックスでもアニメでも、盧植の死が劉備の契機となっているのには変わりがない。
しかし都からの命令で黄巾賊討伐を命じられたとは言え、その寡兵ぶりが半端ではない。たった六人部隊兵って、それは酷過ぎる。せっかくアニメでは鎧が新しくついたというのに……。
覚醒、龍帝剣
コミックスでは、最初から龍帝の血をひく劉備のためにあったような龍帝剣。
しかしアニメ版では、単なる錆びた剣として登場。劉備が「龍の目」=物事を俯瞰して捕らえられる観察力を自覚し、初めて龍帝剣の真の力を目覚めさせる事に成功した。
龍帝剣が神秘的な宝剣である事には違いないが、龍帝剣の神秘性や龍帝の血、と言った先天的なものより、劉備が持つ正義の心の方により重きが置かれているのがアニメ版の特徴だと思える。
ED
EDがまさかの『三璃紗伝説 〜The Brave Legend〜』!!!
『三国伝』PVお馴染みの歌だっただけに、これは嬉しいサプライズ。ついにCD発売か!?
そして、ひたすらかっこいいシリアスなイラストが続いた後に、あの甘寧一本釣り! は何なんだ(笑)。