三雲岳斗『ダンタリアンの書架(3)』

ダンタリアンの書架3 (角川スニーカー文庫)

ダンタリアンの書架3 (角川スニーカー文庫)

ダンタリアンの書架』第三巻。 
 第三巻で印象に残ったのは、

  • 腐女子ミザリー怖すぎる!
  • 我らが読姫はBLや同人誌もいけるクチだそうです。
  • 魔術師登場。
  • 焚書官との遭遇。

 の四点。
 連作短編もので、さくっと読めてなおかつ、SF+ミステリーな三雲岳斗節が効いている。そこはかとなく、『シャーロック・ホームズ』シリーズのようなイメージが。
 どう考えても続きがありそうなのだが、実は本来は第三巻でいったん終了の予定だったらしい。しかし人気があったので、再び連載再会だとか。
 そうか、『ザ・スニーカー』の宣伝で「おかえり、ダリアン――」とか書いてあったのはこの事だったのか。自分はてっきり、一回連載が落ちたのかとばかり(失礼な事言ってんじゃないよ)。
 ともかく、第二部開始おめでとうございます!