epic 6「ブレイクアウト・ゴセイジャー」

ストーリー

 逆上がりが出来ず、学校で馬鹿にされた望。そんな望を見たアラタは、望のため、自分が逆上がりをして見せようとするのだが、デレプタにやられた傷のせいで失敗してしまう。
 そんな中、韋駄天のヒドウと、デレプタが現れるのだった。

第一感想

 デ、デレちゃあああああああああああんっっ!!!
 あ、違った、デレプタだった。とかく今回のエピソードは、アラタとデレプタのライバル関係がさらに強化されたエピソード。
 と言うか、基本設定の説明が終わって、ストーリーを展開していく段になった途端、シリーズ構成が書かないって、ある意味凄い嫌がらせだ……。ちゃんと一話の段階から、アラタとデレプタは因縁の相手だったんですよ!
 以下感想。

左手の傷

 デレプタにやられた傷が、未だ痛み続けるアラタ。と言うか、あそこまで酷い痕が残っているとなると、もはや何らかの病原菌でも侵入してしまったのではないかと言わざるを得ない。

逆上がり

 学校で逆上がりができず、とぼとぼ歩く望。アラタには「逆上がりなんて出来なくてもいい学校に行ける」なんて、お約束みたいな言い訳を。
 適当に理屈をつけて逃げるのはいいけど、なるべくそういうのからは逃げない方がいいんじゃよーとは思うのだが、今になっても同じような事をしているので自分も偉そうな事は言えない。
 そんな望のため、怪我をおして逆上がりの練習を続けるアラタ。そんなアラタは、デレプタとの戦いの最中、練習していた逆上がりを無意識に戦いに活かしてみせる。
 アラタの戦いを「出来すぎだよ」と冷静に指摘した後、それでも影響を受け、逆上がりの練習を始める望。
 結局、今回のエピソードが終わるまでに逆上がりは出来るようにならなかった。練習の結果がすぐに出るようなものでもなかったが、それも、
無駄な事なんて何一つ無い
やってみる事が大切
 と言うアラタの言葉を強化していてよかった。

韋駄天のヒドウ

 今回の元ネタは『ヒドゥン』?
 最近ブレドランの遠回りな作戦が続いていたので、今回はデレプタ本人がやる気になって、ヒドウと一緒に襲来。
 ゴセイジャーの目にも止まらない速さで走る事の出来るヒドウだが、デレプタにも、ヒドウ並みの高速移動の能力が備わっているらしい。
 これからデレプタ配下の宇宙人はたくさん登場しそうだが、結局その誰よりも、デレプタの能力が上回っているような気がするw

風を読む

 ヒドウの能力を、風を読む事で先読みしたアラタ。同じスカイック族でもアラタには出来てエリには出来なかったのは、性格の差か? エリは「包容力」的な風のイメージだし。
 この風を読む能力を身につけるため、エリの作った竜巻で修行するゴセイジャーだが、ハイド、アグリが出来た後ろで、モネがポーンっと吹っ飛んでいるのに吹いたwww

アラタ対デレプタ

 一話以降、宿命の対決と化したアラタとデレプタの戦い。
 まだまだアラタとデレプタの実力差は圧倒的で、今回のエピソードでは、アラタはデレプタの強さにびびったりする場面も。
 だが、アラタが見せる爆発力を楽しんで、デレプタは今回もアラタを見逃すのだった。ああ、やっぱりデレプタは元ネタ通り、プレデター路線でいくのねー。そんな態度に違和感が無いほどの強さを見せつけてくれたので、文句は一つも無いのだが。
 何も無駄なものなんてない。どんな小さな命でも尊い、と言うアラタに対し、人間なんて無駄、クズと逆方向を行くデレプタ。ここまで言われると、いざデレプタがデレた時がもう楽しみで楽しみでw

シーイックバレット

 シーイックブラザーが、ゴセイブラスターに合体! 玩具でも再現できるギミックだが、劇中でもやってくれた!
 と言うか、そうか。これをやるために、各ブラザーは三体一組で構成されているのねー! と感心した一幕。

ランディックゴセイグレート

 スカイック族のアラタが頑張った。同じエリは特訓で頑張った。シーイック族のハイドがシーイックブラザーを使用した。
 最後はランディック族! と言わんばかりに、ランディックブラザーが登場。ランディックゴセイグレートが登場した。
 巨大化したヒドウ相手に飛んで対抗しようとしたが、アラタがデレプタ戦後のダメージで飛行不能。そこで、走ってヒドウに対抗する……と言う流れも巧い。

次回は

 アグリ回。ランディック族だけに、農家に転職するそうです。