epic 3「ランディックパワー、分裂」

ストーリー

 地上に残る事を決めたゴセイジャー達。アラタとエリは望の父の天文研究所に住む事に。
 その頃、ウォースターとの戦いのために特訓をしていたアグリとモネ。モネはアグリに半人前扱いされる事に憤り、ウォースターの宇宙人、ユウゼイクスに一人で立ち向かってやられてしまうのだった。

第一感想

 不思議な味が出てきて面白くなってきた『ゴセイジャー』。
 それは、各一族の性格を超えて、ようやく「ゴセイジャー」としてのまとまりを見せてきたかも知れない。各キャラクターの個性もそうだが、こういう○○族の特徴、とかあると、チームとしてまとまった時のカタルシスは大きいなぁと実感。
 で、まったく関係のない話だが。
 今週ようやく、『ゴセイジャー』がスーパー戦隊版『ああっ女神さまっ』だと言う事に気がついた(ぇえー!?)。
 以下感想。

スカイック族の二人

 相変わらず楽天的過ぎるスカイック族二人、アラタとエリ。しかし、一度決めた事は後悔せず、やれる事をやる! と言う前向きな思考は見習いたい。
 大物か、あるいは馬鹿と紙一重な所が面白い。

シーイック族の一人

 一人寂しく水質調査のハイドが悲しいw
 そして前回地上に残る事を決めたにも関わらず、しつこく護星界と連絡を取ろうとしている所が未練たらしい。いや、きっと、ハイドが普通なんだよね。状況的には(笑)。

ランディック族の二人

 何よりに気なるのは、そのテントをどこから調達してきたんだろう? と言う事なのだったり(ヲイ)。

護星天使は普段何してるの?

 自宅警備員ならぬ、地球警備員ですね、分かります。

ユウゼイクス

 今回登場宇宙人はユウゼイクス。元ネタは、『遊星からの物体X』からか?
 地球を凍りつかせてモンス・ドレイクに献上しようとする、相変わらず理由も無く凶悪な宇宙人なのだが、公式サイトの、

趣味/雪合戦

 にちょっと和んだ(笑)。多分、殺伐とした雪合戦なんだろうけど。

敵のサーチ

 平成ライダーシリーズなら「通りすがり」で良かったが、そうはいかないのがスーパー戦隊シリーズ
 今回は、モチーフが天使なので、超自然的な感応力で宇宙人の襲来を敏感キャッチ! 各一族それぞれ、特有の感じ方がいい感じ。
 ……でも、現場へ駆けつけるのは徒歩なのね(笑)。

変身方法

 1話、2話の紹介編が終わり、ある程度演出も自由になった事で、変身シーンが逆にカッコよくなった気がする。やっぱりカードセットはぱっと短くやった方が見栄えはいいなあ。
 後、モネの変身シーンで、天使の羽根→スーツと言う順番が個人的にはグッと来た。あれはモネ達が「天使」って事を強烈にアピールしていて感動的だった程。そうか、天使の羽根ってスーツになるのか(どんな感動だよ)。

一族から、ゴセイジャー

 強情を張り、自分だけ、自分達だけで戦おうとするランディック族兄妹。
 モネ→アグリ→アラタと、段々視点を上げていく事で、個人→一族→ゴセイジャーと、チームアップしていく姿が印象深い。
 スカイック族特有のものか、はたまたアラタ天性の器の広さか。その楽天的であけっぴろげな心でアグリの心を解きほぐしたアラタ。
 しかしここで、
ああ、アグリがデレたな(ニヤニヤ)
 とか思ってしまった自分は、もう純粋だったあの頃には戻れない(コラ)。

ウォースターの内幕

 モンス・ドレイクを頂点とするウォースター。しかし武闘派/武人のデレプタは、知性派/陰険のブレドランがお気に召さない様子。
 後半ともなれば、お約束の内部分裂もありあるか?

ゴセイマシンのお約束

 またトレース(笑)!? まさか二回目が来るとは! 相変わらずヘッダー特撮も効果的で、巨大戦が楽しみ。

次回は

 ……あれ? 画面に変なものが……。……あれ?