西川伸司『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー(1)』

大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー (1) (ケロケロエースコミックス)

大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー (1) (ケロケロエースコミックス)

 劇場版の『大怪獣バトル』が見に行けなかったので、腹いせとばかりにコミックの方を購入してきた。
 アーケードゲーム版のストーリーをベースにしたコミカライズで、ゲーム版よりもさらに掘り下げられたストーリーが特徴。また、TVの『ウルトラギャラクシー』シリーズより五〇年後の物語、と言う事で、シリーズとも様々に連動している。
 主人公は、勉強はできないけどゲームの大怪獣バトルは強い御蔵イオ少年。第一期『ウルトラギャラクシー』で登場した、御蔵カレンの孫と言うつながりがある。
 レイと違い、半ズボンが似合う小学生なのに、実質的にはレイよりも年上(ストーリー開始直後、と言う意味で)と言うのが不思議w
 怪獣がいなくなった近未来。ある日イオは、怪獣ピグモンと出会った事でバトルナイザーを手にし、レイオニクスの戦いへと巻き込まれていく。
 今回はその序章とも言える地球編。レイと同じく手持ち怪獣はゴモラ。パートナーのピグモンと共に、また、レイモンにも見守られ、続く冒険。
 第一巻では、怪獣出現の原因であるブルトン撃破直前まで。『ウルトラギャラクシー』シリーズでは中々出演させられる事の出来ない、ジェロニモン等の怪獣とのバトルが満載の一冊!