第21話「還ってきたT/女には向かないメロディ」
ストーリー
風都署超常犯罪捜査課にロス市警帰りの女性刑事・綾が現れる。
綾に一目惚れした真倉はいい所を見せるため翔太郎に依頼を持ちこむ。竜の鼻をあかしたい翔太郎はその依頼を受け捜査を始めるのだった。
第一感想
綾はエスパーである。
と、そんなナレーションがつい流れてしまったのは自分だけではあるまい(笑)。
そして悪徳刑事・阿久津役にはガジャ様こと大高洋夫氏が! ガジャ様ー! ついに風都でご復活ですか!!!!
給料堅実な公務員で資金集めとはさすがガジャ様、そこに痺れます! 憧れます(ヲイ)!
以下感想。
警察の内通者
ミュージアムに情報を売る内通者を探せ。それが今回の超常現象捜査課の仕事。こういうのって凄くデリケートな問題だと思うのだが、また竜が強引に捜査権を持って行っちゃったのかな。
しかし内通者なんて、ある意味いまさらだなあ、と思ったりも。ミュージアム=園咲家の権力を目の当たりにすると、もはや風都の警察関係者なんてとっくに手中に収めているような気もする。
アクセル対マスカレイド
さすがにマスカレイドでは勝負にならない。しかし単なる内通者との秘密の取引だったはずなのに、妙に数が出てきて吹いたw
あのセールスマンは事前に竜が動くと言う情報を掴んでいたのか、はたまた念には念を入れるタイプだったのか。
「A」字に斬るのはいい演出。
今週の主役は真倉さん
一目惚れした綾にいい所見せたい! と思うのは立派だが、あらゆる方向で三枚目のギャグキャラ演出となってる真倉さん。
アバンでは転び、投げられ、殴られ、鼻にティッシュ詰めてまた殴られ、ティッシュポーン! のコンボに笑うやら悲しむやら。
「復讐なんて最低だ。罰は方に任せるべきだ」
と正論を言っても、暴論より怒られる正論だったせいでいいところなし。解決編では、彼のこんな教科書通りの正論が綾を救えるのかどうかが見もの。
今週の鳴海探偵社
警察サイドメインなので、探偵社サイドはちょっと地味目。
真倉の依頼を、
- 亜樹子→料金三割増しならオッケー。
- フィリップ→警察関係者が探偵に頼むなんてよっぽどの事情→話を聴くだけ損した。
- 翔太郎→権力にはなびかない→竜の鼻を明かしたいから依頼を受ける。
と、どいつもこいつも酷い扱い(笑)。あ、いや、これはこれで権力にはなびいてないからいいのかw
サンタちゃん、失業中
「季節ものだからねえ」に大爆笑wwww
ちょ、それは今さらすぎやしませんかwwww
冴子と若菜
子どもの頃の鬱憤を晴らすが如く若菜にビンタをかます冴子。いや、言葉通り、ガイアメモリの危険性を十二分に知っているからこそ、の態度かも知れないが。
まだ若菜はガイアメモリ商売の前線に立ってはおらず、主に関係者への顔見せや冴子に仕事を学んでいる状態か。
ミックを連れてきているのも、内心の不安の表れなのかも知れない。まあ、さすがに今の若菜の精神状態で冴子と二人きりにはなりたくないのは分かる。
口笛
阿久津達にハメられ、殺された刑事・溝口がいつも吹いていた口笛。……。あれ? これってもしかして『Cyclone Effect』?
失業者の行方
風都から阿久津達によって集められた失業者達は、ミュージアムに売られて、発売前ガイアメモリの実験台となっていた。
まさに霧彦の言うミュージアムの深い闇を象徴するかのごとくシーン。単にガイアメモリを販売するだけでなく、ここまでやっていたとは……。
ダブル、アクセル対ミック
阿久津を守るドーパントは、何とミックが変身したスミロドン・ドーパント!
ここは普通若菜辺りが行く所だと思うが、そこはミックが男前な所を見せて変わったのかもしれない。いや、単に気まぐれだとか、運動したいとか、そんな理由なんだろうけど。
ダブル、アクセル二人相手でもほとんど傷をつけられない、まさに幹部級の強さを二人に見せつける。嗚呼、霧彦がホントに可愛そうな……。この猫、一体何者!?
綾の正体
トライセラトップスの正体、それは綾本人だった。
溝口をハメた両刑事への復讐と、そもそもの原因を作ったミュージアムへの復讐が目的であるらしい。
しかし、単なる一般ドーパントの彼女では幹部級にかなうはずもないのは簡単に予想できてしまう。彼女の向かう結末は果たして。
次回は
綾、ガイアメモリの力でミュージアムに殴りこみ! 冴子め、貴女の騎士様霧彦を処分した事を後悔するがいいわっ(でもミックが助けちゃいそうな予感)!
そしてアクセルサイドには謎のロボ登場?