第38話「地球を救え グレートワイバーンGX」

ストーリー

 世界同時超火災をレスキューフォースの協力で爆鎮したタツヤ達。だがジョウカエンは、ソーホー彗星を地球に激突させると宣言する。
 万一に備え、親しい人達との別れをすませたタツヤ達は、ファイアーフェニックスで宇宙へと飛び立つのだった。

第一感想

 第三クール、爆鎮完了!
 宇宙でのジョウカエンとの決戦を見事制し、超火災も爆鎮完了! 厳しい任務の前の親しい人との別れ。ジョウカエンとの決戦。青き珠の奪還などなど、お約束とクオリティの高い画で大満足の二五分だった。
 以下感想。

残された時間と準備

 ジョウカエンが向かうはソーホー彗星! 圧倒的な危機だが、当然即座にファイアーフェニックスで宇宙に行けるわけではないらしい。
 ビークルやスーツを宇宙仕様にする準備のための時間が必要だった。ドラマを展開するためとは言え、結構説得力のある話。
 ファイアーフェニックスが宇宙へ行けても、あくまでビークルやスーツで船外活動する事は想定されていない、と言う事か。……いや、まあ、ビークルはタイヤだし、ね(笑)。

それぞれの自由時間

 出発までのわずかな時間を過ごすそれぞれ。
 ユウマは何と両親とタマちゃん本人の前でプロポーズ予告! 何となく脈はありそうな予感だけれども……。これは、四クールまで引っ張りそうw
 リツカは亡くなった父親の墓参り。
 ツバサは評判の悪かった(笑)、コウタとマヤコの兄妹の所に。そう言えばツバサのプライベートって、タツヤ並みに謎だ。
 ジュンは父親の所に。
 そしてタツヤは、ひまわり学園に。
 それぞれ、「ちゃんと生きて帰って来て欲しい/帰って来る」と言う願いと決意を胸に。お約束シーンだが、ちょっと胸が熱くなるシーンだ。

三幹部、リターンズ

 先週手痛くやられたにも関わらず、元気にレスキューファイアーを妨害しにやって来た三幹部に敬礼(笑)。
 しかし忘れてはならない。影の主役は、スペースシャトルの操縦もこなすジャカストだという事を(ヲイ)!
 いきなりアクションが始まった時には何が起こったのかとちょっとビックリしたこのシーン。タツヤのバイクアシストが、いかにも主人公でびっくりです。

レスキューフォース、再び

 ファイアーフェニックスを前に立ち往生の五人を救ったのは、R1マックスとR5。輝と石黒隊長だった!
 本気でキター! とか叫んでしまったこのシーン! 相変わらず、暑苦しさ満点の二人(笑)。
 タツヤと輝が顔見知りのように見えるのは、児童誌の引き継ぎで二人が会ってるからかな?

レスキューキングの脅威のレスキュー

 ジョウカエンを追い、宇宙へと向かったレスキューファイアー。特に印象深かったのは、レスキューキングの宇宙でのアクション。
 レスキューキングで射出された人質のいる区画をキャッチ。その後スペースシャトルに飛び乗り、「お前だけは許さない!」とグーパンチ!
 宇宙でのレスキューなんか想定もしていないだろうに、あのモビルトレースシステムであそこまで自由に動けるとは、一体どういう仕様なんだ。佐伯さんの技術は世界一!?

ファイアー1X対ジョウカエン

 タツヤがエクスバッシャーを手に入れてからこっち、何かとちょっかいを出し続けてきたジョウカエンと、ついに決着をつける時がやって来た。
 彗星の上を舞台に、ファイアー1Xとジョウカエン。共に青き珠の力を持つ者同士の、因縁の戦いだった。
 結果、ファイアー1Xが勝利の上、何と青き珠まで奪い返すと言うまさに勇者な結果に。
 ……ところで、その彗星は重力とかあるのかしら? とか野暮な事を考えたが、そこに触れてはいけない(笑)。多分、青き珠の力で重力が発生しているんだ、きっと。

スイセイエン

 ヤケになったジョウカエン、ソーホー彗星と合体し、スイセイエンとなって地球に落下!
 まさかの自分でハイパーガッタイエン。自分一人なのにハイパーガッタイエンなのは、合体する対象が彗星と言う巨大な物体だからか。
 ジョウカエンの二つの顔を活かした展開。何より、ジョウカエンの不気味な笑い声の効果で、無駄に恐ろしい火炎魔人だった。

「爆鎮完了!」

 そこで挿入歌に、第一期OPは反則だー! もう……。もう、無条件に燃えるしかないじゃないか!
 最後には、レスキューフォースや親しい人々も含めて「爆鎮完了!」+「また見てね!」は反則ですよ……!
 と、大団円に終わった第三クール。しかしまだドンカエンや三幹部。そして残りの青き珠。何よりユウマのプロポーズの行方(笑)等、まだまだ見所は尽きないのだった。

次回は

 ら……ラウンドワン!? 何故!? 一体何故世界同時超火災→宇宙でのレスキューと来てラウンドワン(笑)!?