第14話「レディオでQ/生中継大パニック」

ストーリー

 ミスター・クエスチョンが若菜の身近な人間だと推理したフィリップ。それを聞いた若菜は、一人鳴海探偵事務所へと乗り込み、犯人を訊ねる。若菜とドア越しに話すフィリップは、これまで感じた事の無かった不思議な感覚を味わっていた。

第一感想

 大変! 霧彦がちょっとかっこいい(笑)!
 園咲家を守るため、冴子からの刺客として動いた今週の霧彦。ナスカ・ドーパントは「騎士」みたいなデザインをしているだけに、こういう役割が結構よく似合っている。
 まあ、問題はその中の人、なんだけどw
 以下感想。

クレイドール・ドーパント、再生

 恐ろしくあっさり再生したクレイドール。ここまで破壊されてもメモリブレイクまでには至らない再生力が凄まじい。まあ、土偶だからありと言えばありか。
 嫌がらせのような再生能力だが、これはやはりドーパント態であればこその再生能力だろう。さすがに本人が変身する前は不可能っぽいので、弱点は若菜本人?

フィリップの思考

 ダブルに変身すると思考は共有されるはずだが、翔太郎はフィリップの違和感には気が付いていない模様。
 ダブルに変身しても、さすがに思考の全共有までは行われないらしい。

若菜の過去

「殺されそうになった事は?」「姉になら何度もある」と、なんとも荒んだ姉妹関係を見せられた。
 冴子は高校生の時から園咲パパの仕事を手伝っていたらしく、それで失敗すると年の離れた妹である若菜に八つ当たりしていたらしい。
 そんな若菜が仕返ししようとすると、止めていたのが若菜の弟。なんと、ここにきて『W』に弟とお姉ちゃんの関係が登場だ!
 今はもういないという弟がフィリップである事はもはや確実! だとは思うが、そうなると姉妹の確執にさらに大きな変動があるのは確実。冴子が弟をダブルに利用していたのだとすれば、若菜は黙っちゃいないだろう。
 今回の事件でガイアイメモリを手放した若菜だが、再びメモリを手にするとなれば、この線からかな?

今週の風都住人達

 以前登場のパティシエ。風麺。そしてウォッチャマンと、風都住人達が今週も楽しかった。
 しかし、あのスイーツラーメンは裏メニューすぎる(笑)。一番最後に登場するメニューが「興味と勇気のある人」限定って何だw
 もちろん亜樹子は、興味と勇気のある方でしたwww

プライベートの検索

 フィリップ……色を知る年頃か!
 と、某オーガ風に。
 前から個人の事を検索する事はしていたが、さすがに気になる女性ともなるとフィリップの中でもハードルは高いらしい。
 検索バカのフィリップなのに、「知りたい」→「こんなやり方じゃいけない」と思考を修正するのは、かなり珍しい。

今週のアクション

 今週は陸→海→空と場所を変え、フォームを変え、武器を変えと、風都を所狭しと賑やかに戦っていたのが印象的。
 ダブルのハードボイルダーの感想はハーフチェンジ。ガジェットが付加された必殺技はもちろんの事、バイオレンス・ドーパントの意外な汎用性の高さも面白かった。さすがに「暴力」と抽象的なメモリだけある。一体どんな暴力の記憶が、ああいう事になったのかはちょっと想像したくないけれどw
 そして、何より若菜の「ありがとう、仮面ライダー!」の一言! こういうかなりストレートなセリフ、翔太郎じゃなくてもグっとくるなあ。

本当の黒幕

 今回の事件の黒幕。それは若菜の先輩、素子であった。あの豹変ぶりには、もうね……(涙)。

そして、ビギンズナイトへ

 今週中にどうしても見ろと。そう言いたいのか公式サイド!
 死人還りの話題も出て、再び濃くなるビギンズナイトとのリンクだった。でも、今週は話題作が多いから人がいっぱいだし、バイトも忙しいし……(言い訳)。

関係の行方

「もう少し、このままでいませんか?」
 そんなフィリップに嘘をついた呵責から、あるいは気がついた生き方からか。クレイドールのメモリを捨ててしまう若菜。それを拾った園咲パパの顔には、何とも言い難い笑顔が……。
 若菜には甘い園咲パパと言えど、今のままの状態を許すのか? あるいは、ガイアメモリ関連の仕事から外せそうで嬉しいのか? 園咲パパ……油断ならない……!

次回は

 ニセライダー登場!? いやまあ、あれ、ライダーはライダーなんだけれども(笑)。