『アスラクライン2』EX024「君への想いが世界を壊す」

ストーリー

 二巡目の世界へと帰還した智春達。除泄白キ達の目的である三巡目の世界への移動には一〇日の猶予があるため、ひとまず学校へと向かい皆のの様子を確認する。
 だが、目覚めた除泄白キはGDから奪ったアスラ・マキーナを使い、強制的にセントラル・ボーテックスを暴走させるのだった。

第一感想

 さすがにアニメでは、本番は無理だったー(開口一番それかい)!
 ちゃんと原作では! 原作では行為に及んでいる描写があるんですよ!……間接的に(ヲイ)。
 と言うか、先週の智春は「キスくらいじゃ契約にならんだろ」とか思っていたのかそうなのか。
 以下感想。

帰還(智春一行)

 一巡目の世界から二巡目の世界に帰還した智春一行。
 この帰還により、

  • 智春、悪魔→人間へ。
  • 嵩月、智春との契約により非在化から回復。ドウター・ペルセフォネ誕生。
  • 鳴桜邸復活。

 と、最終決戦へ向けて、メインキャラのスペック調整が行われた(何て言い草だ)。
 しかし個人的に一番びっくりしたのが、ペルセフォネ。原作では翼を持つサラマンダーだったのが、小型の梟(原作のクロエ)に変更。
 嵩月とのおさまりもいいし、操緒と同じ守護霊キャラとして親しみも持ててちょうどいい変更なのかもしれない。

除泄白キ一行

 一方、気絶中の除泄白キを前に、契約悪魔とベリアル・ドールそれぞれの胸中が語られる。
 橘障泄白キは、秋希を喪った事から、もう「迷いたくない」「選択したくない」「後悔したくない」ため、自分で考えることを放棄。挙句自殺願望めいた事まで口にする。
 だが氷羽子は、「探究心」「好奇心」故に契約したと冷ややか。ああ、兄の存在が、これで完全に消滅……! お兄さん、お疲れさまでした。

佐伯兄の演説

 智春を第三生徒会長に任命した佐伯兄。
 世界の滅びの前では、学校の混乱など小さな事なのか? と厳しい口調で訊ねるその姿は、まさに生徒会長。上に立つ者の威厳に満ちている。
 色々ダメな所もある人だが、こうやって見ると上司としては立派な人だ。そんな佐伯兄になかなか毅然とした姿で答える智春も、なかなか成長したと思わされる。まあ、その後、嵩月とのシーンでやっぱりヘタレ童貞だと実感させられたのだがw
 結局、嵩月にフォローしてもらってるもんなあ(苦笑)。

三巡目の世界へ

 GDから奪った翡翠ビスマス、ロードナイト。そして鋼を加え、強制的にセントラル・ボーテックスを暴走させた除泄白キ。彼が三巡目の世界に転移した事により、世界の非在化が始まってしまう!
 いよいよクライマックスが近づいてきたアニメ『アスラクライン』。アニメオリジナル展開に沿って来て、そこからどう落とし込んでいくのか、今から期待!

次回は

 除泄白キとの決戦開始!