『アスラクライン2』EX023「残る命、散る命」
ストーリー
ブラックホール制御実験によって生まれた異世界とつながる穴。それこそが一巡目の世界滅亡の原因だと知らされた智春。
智春は一巡目の世界を救うため、リスクを承知で障テ鐵改造のための時間を稼ぐのであった。
第一感想
原作と設定や話の流れを変えつつ、それでも盛り上がって一巡目の世界編完結!
きっちり主人公機はパワーアップし、一巡目の世界を救い、なおかつ正式に嵩月とも彼氏彼女の関係になりました。と、ある意味、このまま最終回でもいいんじゃないの? 的な流れだったのが印象的。
事実、OPの入りや挿入歌の流れなど、まるきりそうだったしw
以下感想。
ブラックホール制御実験
OPに変わり、そも一巡目の世界が滅び、二巡目の世界が産まれた原因となった経緯が明かされる。
原作と違い神が存在せず、メインの敵ははぐれドウターと言う事に。まあ、原作でも正体一切不明の敵がボスよりも、別世界の侵略者的解釈のはぐれドウターの方が倒す敵としては適当か。
歴代のベリアル・ドール
うずしおの中は、ある意味男子の天国地獄……(最低の感想だなヲイ)!
いつもと変わらない二人
一巡目の世界を救うためには、鋼と同じ完全なる空間制御能力を持ったアスラ・マキーナに障テ鐵を改造する必要があった。
そこで白銀とニコイチで新たなアスラ・マキーナ障テ鐵・改にする時間を稼ぐため、単身、はぐれドウターの前に立つ智春。
ここで特に印象的だったのが、とみに戦いの間にも智春と操緒は普段以上に賑やかに会話していたところ。ああやってポンポン屈託なく会話が続いているのは楽しくもあり、背景を鑑みるとさみしくもあり。
総力戦
門の守護ドウターと戦う智春。
障テ鐵・改に加え、智春自身の悪魔の力。一巡目の世界の操緒の協力。そして嵩月と、まさしく総力戦に。一巡目の世界と二巡目の世界の、それぞれのキャラクター達の決意から目を離せない一幕だった。
「僕の契約悪魔だよ」
ついに正式に嵩月とお付き合い(契約)する事になった智春。すでに死んでしまった一巡目の世界の智春に代わり、杏にしっかり答えを告げ、二巡目の世界へ帰還する。
しかし、あんな妙なカプセルに入っている事をスルーする杏は、さすが恋する女の子だ(どんな感心の仕方だ)。
イグナイター
原作では、アスラクラインの魔力を無限大に高め、神へと爆弾と変えるプラグインだったが、アニメでは因果律操作のためのプラグインと設定が変更される。
しかし鋼の持つ時空制御能力と相まって、除泄白キの目的とよりシンクロする事になっていて感心。と言うか、こんは価格のプラグインとのなれば、除泄白キだって暴走するというものだろう。
帰還
うずしおの持つ世界移動能力で二巡目の世界に帰還する智春達。この能力で一巡目の世界から二巡目の世界へ渡り、しかし以前のアニアのように過去に飛ばされたりして変質した者達の子孫が悪魔となり、その後のややこしい設定へとつながっていったらしいが、そこは今はどうでもいい。
次回は
いよいよクライマックスも近し! 除泄白キとの決戦も間近!