第35話「父にとどけ、ジュンのレスキュー魂」

ストーリー

 大企業の社長であるジュンの父は、ジュンの仕事に反対し、後を継ぐように薦めていた。そんな時、ジュンの父の会社ビルが超火災に襲われるのだった。

第一感想

 多彩なガッタイエンのバリエーションがちょっと楽しい今日この頃。
 ハエカエンと合体するとサカエンでも飛べるようになるのかー! とちょっと関心。しかし、ほんと言いように使われてるなあ、三幹部(笑)。そりゃ、ジョウカエンからお呼びがかからなかったら「セーフ」ですよ。
 以下感想。

ジュンの父親

 大企業の社長で、ジュンの仕事を理解しようとしない会社人間……。と見せかけて、実は危険な仕事からジュンを遠ざけたかった、と言うツンデレパパ。
 互いに目を合わせないようにする所か、とぎれとぎれの会話だとか、実に親子っぽい雰囲気を醸し出していたのが印象的。

ジュンのレスキュー魂

 珍しく、スカイチーム同士でしみじみとした話し合いが見られた今回。
 大きいもの、かっこいいものに対する憧れからレスキューを志したジュン。しかし今ではタツヤとの話もあり、レスキューで人々を救いたい、と熱く語るジュン。
 そんなジュンに対し、「そういう風に父親に伝えろ」とか「親とは真面目に話すのは恥ずかしい」とか、同僚として、パートナーとして話し相手になっているツバサ。かつてのスカイチームではわりと想像できなかった事で、スカイチームも丸くなってきた。

ジョウカエンのリベンジ

 前回の人質作戦が失敗したので、ジュンの会社を狙ってリベンジをはかるジョウカエン。人質作戦が失敗したからレスキューファイアーの身内を狙うって、恐ろしいな! どこのテロリストだ!……まあ、悪の組織だけれども。
 って、だからお前らは何で普通にテレビ見てるんだ(笑)。確かにそこは日本だけれども!  一応お前ら、首領不在の逃亡者なのにwwww
 これも、ドンカエンに代わり、ジョウカエンが最高幹部としてジャカエンをしきってるからこそか。三幹部だけだと、今頃違法電波受信がどうとかこうとかで、お縄を頂戴していた事だろう。

レスキュー人・ジュン

 父親に対し、毅然と「従ってください!」と言い放ったジュン。父親を仲間のフォローもあって守りきり、人々を助けたいと言った姿はまさにレスキュー人。
 そんなジュンを綺麗にフォローするチームの協力と、ジュンの思いを知り「ジュン」と名前では無く「ファイアー5!」と言った父親と、敬礼を返すファイアー5の姿には胸がときめいた。
 ヘリファルコンを活かしたハエサカエン戦などもコミカルで、満足の一話だった。最後の最後には、隊長もかっこいい所を見せてくれたし(笑)。

勝手に出場、ガイアレオン

 どんどんデレに入って来たガイアレオン。と言うか勝手に出場って(笑)。こいつの自由さ、明らかにマール達の血(データ)が流れてやがる……!

次回は

 青き珠争奪戦再び。このペースで二つ目と言う事は、青き珠探しは四クールまで続くのか?