『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』第八話「夏の日、太陽はゆれて…」

ストーリー

 カシオペアの車内で再開する蘇芳とターニャ。一方黒はレプーニンから乗客の命を盾に取引を持ちかけられる。

第一感想

 ターニャが、色々な意味でたまらん……ッッッ。
 水着なターニャ。契約者として無表情なターニャ。ニカを好きだった事。殺してしまった事。蘇芳に嫉妬していた事を思い出すターニャの横顔。そして、夏の日の太陽を思い出して微笑むターニャ。
 そして、その最後とトラウマ映像を作り出す能力までも含めて、もう一生忘れられないキャラになった。
 ありがとうターニャ。さようならターニャ。蘇芳×ターニャと言うカップリングもアリだと思った事を、自分は絶対に忘れない(最低ッ)。
 以下感想。

三鷹文書

 え……まさか本気でアンバー絡み!?
 神出鬼没のマダムに誘導され、そして鎮目に急かされ調査する未咲。未来を変えられる契約者なんて彼女は知らないが、そんな契約者と接触したとすればそれはトーキョーエクスプロージョンのあの時しか無い。
 ボイスレコーダーをもう一度聞き直す未咲が発見したものとは……?

猫VSゴキブリ

 ターニャの能力で操られるゴキブリ軍団と懸命に闘う猫がカワエエ。最も、その後すぐに職員さんと戦う(逃げ回る)ハメになったのだがw
 しかしさすが大都会東京。ゴキの数が半端じゃなくて軽く目まいがする……ッ。

鎮目の問題発言

「追いかけるなら青い果実ってか」

 ちょwwww小学生を目で追いながら言ったら冗談に聞こえないwwwww
 そんな鎮目に半分同類とみなされている黒。まあ、ロリのドールのしっぽり逃避行とか言われたら、否定なんて出来ないんだけれども(苦笑)。
 未咲に外伝の映像をとてもじゃないが見せられない。見せられないよ……!

銀/イザナミの力

 合理的に物事を思考する契約者は、少なくとも自殺何て考えない。しかし最近、銀によって自殺させられた契約者が現れたと言う。
 銀の力は観測霊による水の操作だの何だのでは無く、契約者の精神……心を変化させる、そんなスケールの大きい能力なのか?
 そしてそんな風に心を操作できる能力が、パブリチェンコ博士のMEネットワーク等とつながってきそうだ。

懐かしい食事風景

 アルコールよりも黒は食事! 久々の大食漢な光景にほのぼの。ああ、黒は復活したんだなあ、と実感させられた。

人間として、契約者として

 黒を蘇芳こみでヘッドハンティングしようとするレプーニン。彼の胸中には、契約者に対する複雑な心境が入り混じっていた。
 先週登場したあの畜生契約者イリヤに、彼の姪は殺された。そのレプーニンをよりによって身内として世話する事になった彼の心中は、確かに察してあまりある。
 しかし黒は、そんな男の甘えめいた生き方は許さない。黒だって銀を失って荒れに荒れていたが、少なくとも人間と契約者、その中間に立つ者として戦い続けてきた事だけは事実。
 女の子に手を上げる事もありました。酒にも逃げました。けれども、自分が傷つく事を恐れたり保身に走る事無く、戦い続けた男なのだ。

「その男は確かに畜生だ」
「だが契約者だからじゃない。最低の人間だから、最低の契約者になっただけだ」 
「そしてお前も、人間のクセに合理的な枠の中にしか自分を収める事の出来ない!」

 人間だから、契約者だから、では無い。問題は心と、その生き様である、と。アルコールを抜いてお腹いっぱいになった黒の独壇場! こりゃあ、アンバーも惚れるってもんだ。
 そんなレプーニンにも、最後の最後には自分がイリヤを殺したと告げてやる黒はマジで侍。

笑うスナイパー

 ターニャに銃口を向けた蘇芳。しかし撃っていない。撃ったのは、ターニャを殺害したのは紫苑だった! 蘇芳と同じライフルで狙撃した紫苑。蘇芳と同じ能力……と言うのはありえないので、これはパブリチェンコ博士に用意させたものなのだろう。
 ペンダントからいちいちライフルを実体化させて、敵の目の前で撃つ、と言う蘇芳を嘲笑うかのような合理的なライフルの使い方。位置取りも、あのプールに逃げ込む事を予想していたのだろう。
 同じ双子で契約者とは言え、その合理的思考の差に愕然。この少年、性格が悪すぎる!

別れる二人

「撃て」と言ったり「撃つな」と言ったり、蘇芳から見ればどっちつかずの黒の態度に腹を立て、黒と別行動を取る蘇芳。
 蘇芳からは、自分よりも銀の方が大切なのか、と言いたいだけなのかも知れないが。そしてそうだと判断したから、一緒に行く事が出来なかったのだろうか。
 ああ、しかしこれはいかん。このパターンは死亡フラグ。もしくは、恋敵にカリを作るパターンですよ蘇芳さん……!

次回は

「夏の海で会いましょう」ターニャー!
 そしてまたアイツラキタアアアッッ! 場違い過ぎるよあんたらwwwww

「今月の目標 せめて先月分!」

 が、もう(笑)。家賃? 家賃的な意味で?