『アスラクライン2』EX021「思い出の消えた未来」

ストーリー

 鋼との戦いで、智春は一巡目の世界に飛ばされてしまう。操緒、嵩月、アニアとはぐれてしまった智春は少しでも情報を集めようと行動する。しかしその前にはぐれドウターが現われて……。

第一感想

 一巡目の世界編、スタート。
 二巡目の世界のあのキャラこのキャラの設定が明かされたり、除泄白キ組暴走の原因となった橘障沛H希が登場したり。
 お邪魔虫(ヲイ)だった操緒も消えて、嵩月との関係も進展したりと、驚きの展開に。
 以下感想。

一巡目の世界

 鋼の暴走した次元移動に巻き込まれた智春達がやって来たのは一巡目の世界。
 そこは二巡目の世界より約一年ほど進んだ世界。季節は冬。ああ、巧く季節が巡ってらっしゃる(笑)。これを見越してのエピソードシャッフルか……!

尼僧カフェ

 ば、バチ当たりー(笑)! でも、商売の仕方が実に会長らしいw
 そんな会長だが、生まれつき病弱で長く生きられないと宣告されていた姫笹の治療のため、金儲けを始めたとの事。
 二巡目の世界では、魂だけでも生きながらえさせるため、アスラ・マキーナのベリアル・ドールにしている、と言う流れか。会長……いい人や……! どこの世界でも守銭奴みたいだけど(笑)。

橘高秋希

 二巡目の世界で、除泄白キ組暴走の原因となった秋希が登場。弱ってフラフラしている野良を放っておけない、パンキッシュなお侍さん。
 除泄白キに甘くて優しくてそのくせ強くて、まばゆいばかりの意志の力を持っていて……と、智春にとって、操緒と嵩月を足して刀を足したような人物。そりゃ、確かにこんな人いなくなったら引きこもりもするし、暴走もするか。と思わず納得してしまうお人だった。
 そんな中で、微妙に疎外された状況下の橘高会長が切ない……! 二巡目の世界で、秋希の役所を取ってる形になっているのを横に並べると余計切ない……!

「ひどい。どうしてこんな事に……」

 本当に。どうしてこんな事に……。

ヘタレ童貞、立ち上がる時

 一巡目の世界に飛ばされた影響か、力を失った嵩月。そんな小さな体をした彼女を守るのは、今度は自分の番! と男を見せて立ち上がる智春。
 しかし、次の瞬間現れたはぐれドウターには何も出来ない所が、まだまだヘタレ童貞である。
 負けるなヘタレ童貞! 頑張れヘタレ童貞! 原作通りなら、童貞が取れる時はやって来る(ゴルァ!)!

魔女の帰還

 魔女として巷で噂の少女の正体は、何と五年分成長したアニアだった! 運喰らいの能力を使ってはぐれドウターと戦う彼女の姿は、まさに悪魔の名にふさわしい雄姿。しかし成長したその姿に、全国のロリ好きが涙を流したとか流さなかったとか。

次回は

 お兄さん……次回こそは鳳島のお兄さんの出番ですよ!