第三十七幕「接着大作戦」

ストーリー

 アヤカシ・モチベトリの放ったモチツブテにより、流ノ介と千明の両手がつながってしまった。何とか息を合わせようとする二人だったが、息は合わず……。

第一感想

 また出た、うっかり黒子さん!
「黒子」なので顔は分からないが、劇中でついうっかりしちゃう黒子は何故か同一人物に見えてしまう不思議w
 そして朔太郎は、黒子の中でもリーダー格のような気がする。黒子も個性豊かで、妄想を掻き立てられるキャラクターだ。
 以下感想。

モチベトリ

 謎の関西弁アヤカシ。不思議な事に、シタリ配下とも、アクマロ配下ともつかぬヤツ。まあ、劇中の様子からアクマロ配下のようだが、その両者から呆れられると言う何とも考え足らずのアヤカシ。
 モチツブテは劇中でシンケンジャーをハメたように、中々使える能力なのだが、その中身で損をしているアヤカシだった。

「あ」

 両手をモチツブテで塞がれ、役に立たず屋敷でゴロゴロしている流ノ介と千明。
 そこで買い物に出かけようとする黒子を見つけた時の流ノ介のセリフがこれ。この時の何とも嬉しそうな表情と言ったら……(笑)。

二人でお買い物

 対面で両手をつなぎ合う二人に、街を歩くある種の女性と男性は胸をきゅんきゅんときめかせたとか、とかないとか。
 このお買物の途中、流ノ介がトイレに。ああ、あのショベン小僧ネタはまだ続いていたのか!
 その中で、流ノ介は千明の自由な発想を認める事になるのだが……。あの手押し車、勝手に持っていっていいのか(笑)。

千明の認識

 流ノ介の方が実力は上、と素直に認め、頭を下げる千明。
 千明が両手をつながれてしまってからずっと動きが消極的だったのは未だ自分の実力が皆に劣る、と言う認識があったからか。
 すでにエピソードも全体の四割近く消化し、千明も実力をつけてきているが、しかし未だ地力の差は大きい、と言う事なのだろう。

二人の力は無限大

 シンケンジャーマーブルスクリュー的な意味でですね、分かります。
 二人の両手がつながっている状態でのアクションは、さすがスーアクさん、ナイスクアクション! と快哉を上げたくなるものの連続!
 ちょっとした動きがまさに芸術でした。

次回は

 対決鉄砲隊!……って、鉄砲ですかー!? そんな、モヂカラとか謎のアヤカシビームだとか散々登場しているのに、今更のように鉄砲……(ヲイ)?!